突然ですが、ささくれって痛いですよね。
私はささくれがよくできるんですが、どうしても放っておくことができず、剥いてしまい、血が出るといったことが頻繁におきます。
そんなささくれですが、昔から「ささくれができる人は親不孝だ」という迷信?のような話を聞くと思います。
私は親不孝をしているとは思っていませんが、なぜそんな言われをするのか、この際その由来をしっかり調べてみようと思いました。
あなたも、一緒に「ささくれ=親不孝」と言われる秘密を解いていきましょう!
ささくれって、どうしてできるの?
ささくれの由来を検証するために、そもそも、ささくれがなぜできるのかをお話しないといけないので、少しだけ、ささくれについて説明しますね。
ささくれはとは、爪周辺の皮膚が、切ったり引っ張るなどの物理的な要因がないのに、自然にむけてしまう状態の事を言います。
爪周辺の指の皮がむける様子が、ごぼうの”ささがき”に似ていることから”ささくれ”と言う名前になったと言われています。(諸説あり)
そのささくれの原因は主に栄養不足、油脂不足、水分不足など、身体に必要な何らかのものが不足しているサインだそうです。
ちなみに私はいつもささくれになると、こういった物で応急処置して、血だらけになるのを防ぎます。
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こう見ると、ささくれは自分の身体からの注意喚起で、親不孝とは関係無いように思いますよね。
それでは次に、ささくれが親不孝と言われる由来を見ていきましょう!
ささくれが親不孝と言われる由来
ささくれが親不孝だという由来をいろいろ調べていくと、いくつかの説が浮かび上がってきました。これからその説を一つずつ解説していきますね。
1.不摂生で親不孝
まず、ささくれが親不孝と言われる最も有力な由来は、不摂生な生活で親に迷惑をかけているというものです。
親の言うことを聞かず、毎日夜遅くまで遊び歩いたり、昼まで寝ていたり、偏った食事など不摂生な生活が続くと、栄養不足でささくれができます。
「親の言うことを聞かない⇛親不孝」だから、ささくれができるというわけです。
この話はなかなか理にかなった話の様に思いますね!
2.仕事を手伝わず親不孝
昔は家事の手伝いといえば水仕事が主でした。
水仕事をしていると手に水分が補給されるので、ささくれにはなりにくくなります。
つまり、ささくれができるということは、家の家事を手伝わない者で、そんなやつは親不孝だ!となったのでしょう。
今は洗濯や食器洗いも自動化の時代ですから、現代のライフスタイルではこの説はあてはまりませんが、昔の日本なら全然ありえた話ですね。
3.ささくれで仕事ができないから親不孝
これはさっきとは逆の考え方で、ささくれができると痛くて家事の手伝いができなくなり、親に迷惑をかけてしまうことから、親不孝であるというものです。
手伝いたくても手伝えない上に、親不孝のレッテルが貼られるなんて、なんだかヒドイ話ですね。
「仕方ないやろ!こちとらささくれになりたくてなってるわけちゃうわ!」
と私なら怒鳴ってしまいそうです(笑)
4.親に心配させて親不孝
ささくれができるということは、睡眠が十分に取れていなかったり、栄養が不足していたりと、生きていく上で何かしらの苦労があるということなので、そんな苦労している子供を見る親は、やはり悲しいものです。
親を悲しませてしまう子供という意味で、親不孝だという説です。
1~3までの話は直接的に親に迷惑をかけているのに対し、4の説は知らないうちに親に心配をかけさせてしまっている間接的な親不孝といった特徴が見えますね。
いや〜私も知らず知らずのうちに親に迷惑をかけてしまわないよう、今後気をつけようと思います^^;
どの由来が正しいの?
ささくれが親不孝という由来を4つ紹介しましたが、
「結局、どの由来が正しいの?」
と思ってしまいますよね。
これは、正直わかりません。
それに、どれが正しくて、どれが間違っているといった話はあまり意味が無いことだと思います。
私には4つの由来とも、親から子へ
「親の言うことをちゃんと聞き、元気に育って欲しい」
というメッセージに思えてなりません。
ささくれ=親不孝の本当の由来は
子供の健やかな成長を願った両親の思いなのではないでしょうか。
その精神や気持ちを後世にしっかり残すために、迷信のような話をつくり、言い伝えたのかもしれません。
今も昔も、親子愛とは本当に素敵なものですね!
ささくれが親不孝だという由来を探していたら、親への感謝の気持ちでいっぱいになりました!
私は親に迷惑ばかりかけていたのに、これといった恩返しはした記憶がないです^^;←こらっ!
ささくれ作って親不孝してる場合じゃなく、親孝行しなきゃなと改めて感じた今日このごろです。
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