食後に寝る時は時間を空けるべき?昼寝の驚くべき効果とは?

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美味しいお昼ご飯の後は、どうしても睡魔が襲ってきますよね〜

私は眠いのを我慢すると、仕事がまったくはかどらなくなるので、食後に眠くなったら寝るようにしています^^

でもそうやって夢の中に入ろうとすると「食後にすぐ寝ると太る」とか、「食後にすぐ横になると胃酸が逆流してよくない」といった事を吹き込んできて、睡眠妨害してくる人が周りにいませんか?そのせいで、昼休みに眠い目をこすりながら頑張って起きている人も多いかと思います。

人の眠りを妨げる輩は許さない!!ということで今回は、食後に寝る時は時間を空けるべきなのか?という問いに答えつつ、あなたの知らない食後の睡眠の驚くべき効果についてご紹介していきます!お楽しみに(^^)

食後に寝るなら、時間は空けるべきなの?

「食後すぐに寝るのはよくない!食後は2~3時間は横にならない方がいい」

という話を耳にしたことがあるかも知れません。でも、そもそも昼休みが2時間も3時間もある会社なんてありませんよね^^;

「じゃあいつ寝ればいいんだよ!」

と突っ込みたくなるところですが(笑)結論から言うと、食後に眠くなったら時間は空けずに寝ても大丈夫です!無理せず寝てしまいましょう^^

どうしてそう言い切れるのか?これから解説していきますね(^^)

食後に眠くなるのはなぜ?

まず、“食後に眠くなる”という現象がなぜ起こるのかについて、簡単に解説しますね!

人は食事をすると胃で食べ物を消化しますよね。胃が一生懸命働かなければならないので、体中の血液が胃に集中します。すると、脳みその血液量も減少するので、思考がぼんやりしたり、眠気が来るわけです^^

そこで頑張って起きようとしても、生理現象とは逆の動きをしていることになるので、辛くなってしまいまうんですね。

一方このタイミングで仮眠を取ると、胃は心置きなく血液が使えるので、消化の手助けになります。食べ物の消化を促進するという点で、食後に寝るのは理にかなっている事がわかりますね!

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食後に寝ると問題があるという説を検証

次に、これまでまことしやかにささやかれている、”食後に寝るとダメ”だという理由について、それが本当に理にかなった主張なのか検証してみますね!

1.食後にすぐ寝ると、胃液が逆流する?

この忠告は私も何度か聞いたことがあるので、昼寝はダメな理由として、かなり浸透しているのではないでしょうか?

まず私の話をさせていただくと、食後に横になって胃液が出てきたことはありません。(食べすぎが原因で食べ物といっしょに胃液が出そうになったことはありますが・・笑)

特別な理由なく胃液が逆流してくる場合は、昼寝が云々という以前に、逆流性食道炎という病気である可能性があります。その場合はもちろん食後に横になってはいけないですし、早急に病院に行って診察してもらった方が良いです!

それ以外の方でも、もし胃液の逆流が心配なら、上半身を胃より少し高くして寝れば食後も安心して寝ることができますよ^^

2.食後にすぐ寝ると、太る?

特に女性は気にするテーマですよね。わたしも親から何回か言われたことがあります。

ただし、これに関しては全く逆の効果が期待できちゃいます!

食後に休息を取ると、脂肪の代謝を高めるノルアドレナリンが多く分泌される事がわかっているので、逆に痩せるはずです!

そもそも、太る原因は食べ過ぎと運動不足が原因の場合がほとんどなので、食後に寝たところでどうこうなる問題では無いです。

たくさん食べて動かなければ太る、それだけですね(^^)

“食後に寝ると牛になる”は嘘?

私が子供の頃、食後にゴロゴロしていると、母親が「食べた後すぐ寝ると牛になるわよ!」といって脅かしてきたのを、今でもはっきり覚えています(^^)

この”食後に寝ると牛になる”というは、「食後にすぐ寝ると牛みたいに太るぞ!」という意味だと、多くの人は理解していると思いますが、これは間違いです!

この言い伝えは、食後ゴロゴロしている子供に、家事や手伝いをさせるために作られた、と言われています。

食後に寝ても、牛のように太ったりしないので、ご安心を!

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食後の睡眠で注意すべきこと

ここまでの話で、食後に寝ることに対する抵抗感は薄れてきたのではないでしょうか?

とはいえ、やはり注意すべきポイントもあります。

  • 長時間寝ない
  • うつ伏せで寝ない

例えば、この様な寝方をする人は注意が必要です!

昼寝のつもりが長時間熟睡してしまうと、血液が体中を回って体の修復作業を始めちゃうので、胃の血液が分散されて消化の妨げになってしまいます!

それに、うつ伏せで寝ると胃が圧迫されるので、消化の効率が落ちたり、胃液の逆流の原因になります^^;

食後に寝る場合は、仮眠であるという認識で、すぐに起きられる体制で休むのが良いと思います。

寝る時間の目安は?

長時間寝るとよろしくないという話をしましたが、ではどのくらいの睡眠時間なら問題ないのでしょう?

広島大学の研究によれば、食後の睡眠時間は10~20分程度が最適だということがわかっています!

この時間内だと、眠気の改善と起きた後の作業効率が向上するベストな時間のようです。欲張って30分以上寝てしまうと、逆に眠気が強くなってしまったり、夜眠れなくなってしまうとのことなので、気をつけましょう(^^)

私はよく、食後にコーヒーを飲んでから寝るようにしていました。深い眠りにならず、スッキリ起きれるのでオススメですよ!

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昼寝の驚くべき効果とは?

ここまで読んでくれたあなたなら、お分かりいただけると思うけれども、私は食後の睡眠推奨派です(^^)その理由はなにも、眠気と戦いながら仕事をする事が、非効率だというだけではないんです!

実は昼寝には眠気が覚める以外にも、驚くべき効果があることがわかっているので、それをご紹介しますね。

認知能力と注意力がアップ!

かの有名なNASA(アメリカ航空宇宙局)のレポートによると、昼間に26分の睡眠をとった宇宙飛行士は、なんと認知能力が34%、注意力が54%もアップしたことがわかっています。

注意力が1.5倍になるということは、その分ミス無く仕事をこなせるということですので、効率は明らかに上がりますね。

心臓病のリスク減

2007年のアテネ大学の研究によると、30分間の昼寝を週3回以上行った人は、そうでない人に比べて、心臓病のリスクが37%もダウンしたそうです。

眠気が覚めて仕事効率も上がり、心臓病のリスクも減るといった驚くべき効果が、昼寝には秘められています!

こうした理由からも、食事後の睡眠が非常にメリットがある行動だということがお分かりいただけたのではないでしょうか?


 

食後の昼寝の正しい仕方をまとめると、こんなにシンプルになりました!

  • 10~20分が最適
  • 上半身を少し高くして寝る(うつ伏せNG)
  • コーヒーを飲んでから寝る(筆者のオススメ)

賛否両論ある昼寝ですが、この記事で解説してきた通り、私はとても効果的だと思っています。

もしこの記事を読んで納得いただけたなら、ぜひあなたの習慣にも取り入れてみてくださいね!

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