エスカレーターで左右に別れて立つ理由は?結局どっちが正しいの?

あなたはエスカレーターに乗る時「左に立つ派」、「右に立つ派」、「歩く派」、「左右関係なく立つ派」のどれですか?

私のような田舎者は、小さい頃はエスカレーターに乗る時は右だろうと左だろうと関係なく乗ってしまっていたのですが、修学旅行で初めて東京に行った時は、「みんな一列に並んでる!」と驚いたのを覚えています^^

なんとなく左に並ぶのがルールなんだな!と理解してからは、自分も左側に立つことを覚えました(笑)

そんなある日、大阪に旅行に行くと、今度は右側に列をなして立っているではありませんか!「えっ、左じゃなかったの?」と当時は困惑しましたね〜^^;

あの頃は別にそういうものかと受け入れていましたが、最近になって、どうして左(もしくは右)に並ぶような習慣になったのか知りたい、と思うようになりました!

ということで今回は、エスカレーターで左右に別れた立つ理由を解き明かしていきたいと思います(^^)

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エスカレーターで左右に別れて立つ理由は?

エスカレーターは東京や他の地方都市では主に左に立ち、大阪や兵庫県の一部は右に立つのか慣習になっていますね。

でもこれって誰かに強制されているわけでもなく、ルールとして決まっているわけでもなく、あくまで自主ルールみたいな扱いでみんな行っています。暗黙の了解でうまく回っている感じが日本らしいですよね!

ではなぜ、エスカレーターではこの様に左右にわかれて乗るような習慣が出来上がったのでしょうか?

これはおそらくもうおわかりかと思いますが、エスカレーターを立って乗りたい人と、先を急ぎたい人がうまく共用するためにできたルールと言われています。

この習慣は日本特有のというわけではなく、日本に来る前にすでにエスカレーターが普及していた欧米諸国にも見られるものでした!

面白いのは、なぜ東京を含む多くの都市では左側に立つのに、大阪を始めとする一部の地域では右に立つといった、一国二制度的な習慣が出来上がったのか?ということです!

この不思議な現象について、もう少し掘り下げてみましょう!

右側に立つ大阪が、実は先に習慣化された?

大阪のエスカレーターの右側に立つという習慣は、諸説ありますが、東京の左側の習慣より早く作られていたようです。ちょっと驚きですよね!

時は昭和42年(1967年)、阪急梅田駅が現在の位置に移転、新築されたのですが、これにより、これまでより長いエスカレーターが導入されました。そのため、急ぐ人とそうでない人がともに気持ちよく利用できるよう、片側を空けて利用するようアナウンスがされました。

その際、右側の手すりを掴んで利用するお客さんが多かったので、「左側を空けてください!」というアナウンスをしました。

左側を開けるので、結果的に右側が立ち位置となったというわけです!

逆に東京の左立ちは平成元年頃からようやく習慣化されてきたと言われているので、大阪のほうが先進的だったみたいですね(^^)

ちなみに、東京がなぜ左側に立つようになったのかというと、どうやら自動車の道路が走行車線が左、追越車線が右というところから、左が立ち、右が歩きといった具合に自然発生したという説が有力ですが、詳しいことはわからないみたいです^^;

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世界的に見ると、右に立つのが標準?

今は日本のほとんどの都市のエスカレーターは、東京を起源とする左側に立つ習慣でほぼ統一されていると言っても過言ではないと思いますが、目を世界に向けてみると、いったいどちらが多いのでしょうか?

結論から言うと、エスカレーターの右側に立つ習慣の国がほとんどです!

例を挙げると、アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、中国、香港、韓国・・・etc.

逆に日本と同じ左側に立って乗る習慣の国は、シンガポール、オーストラリア、ニュージーランドなどです。

こう見ると、日本の左に立つ習慣は世界的にはマイナーで、大阪の右立ちの方が世界標準ということがわかりますね(^^)

面白いのは、日本と同じ左側に立つ習慣のある、シンガポール、オーストラリア、ニュージーランドはすべて、自動車は日本と同じ右ハンドル、左側通行なんですよね!

ということは、道路が右側通行なのか、左側通行なのかというのは、やはりエスカレーターの立つ方向に関係している可能性が高い、と言えるのではないでしょうか?(イギリスが右立ちなのはちょっと腑に落ちませんが^^;)

こうやって世界目線で見てみると、ちょっと違った見方ができて面白いですよね(^o^)

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え?エスカレーターって歩いちゃだめなの?

これまでエスカレーターの左右に別れて立つ理由やその経緯についてご紹介してきましたが、これはそもそもエスカレーターを立ちたい人と歩きたい人が気持ちよく共存するための習慣です。

ではもし「エスカレーターは歩いて利用してはいけません!」と言われたら、今までの話は何だったんだ!ってことになりますよね?でも実はさまざまな方面から、エスカレーターは歩かないように、という注意喚起がされているんです!

JRや私鉄各社はエスカレーターでは歩いたり走ったりしないよう、注意を呼びかけています。その理由は、転倒して怪我の原因になるから、だそうです。

他にも、エレベーターやエスカレーターのメーカー等で構成されている「日本エレベーター協会」からも、同じようなお達しがされています。

日本エレベーター協会によると、エスカレーターの段差は一般的な階段の段差よりも高いため、踏み外しによる転倒が起こりやすいそうです。それにエスカレーターというものは根本的に歩いて利用するように設計されていないため、立って利用してほしいということのようですね。

海外でもエスカレーターで歩いたり走ったりするのは危険だということで、禁止しようとする動きもあるようですね!

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でも実際のところ、エスカレーターで歩くのを禁止するのは現実的ではない様に私は思います!特に東京の朝の通勤ラッシュ時に、もしエスカレーターは歩けないなんてことになれば、たちまち駅構内が人でごった返してとんでもない自体になります!

想像しただけでも恐ろしいですね〜(*_*)

とはいえ、転倒や巻き込み事故等の危険が潜んでいるの事に変わり無いわけなので、エスカレーターのメーカーさんには、片側を歩いても安全なエスカレーターの開発により力を入れてほしいですね^^

 


 

エスカレーターで左右に分かれて立つ理由はお分かりいただけましたでしょうか?

私は今回調べてみて、厳格なルールを決めなくても、自然とお互い気持ちより利用できる形に落ち着くというのが、人間ってすごいし面白いな〜と思いましたね(^^)

エスカレーターは世界中で使われている、とても便利なインフラですが、危険な部分ももちろんあるので、立って乗ろうが、歩いて乗ろうが、周りの利用者に気を配りながら利用してするようにしましょうね!

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