飲酒運転の基準値は?どれだけ時間をおけば運転しても大丈夫?

飲酒運転や酒気帯び運転は、してしまったら最後、民事的にも刑事的にも重い罪に問われ、社会的信用も落としてしまうという、非常に厳しい違法行為になりました。

私の行きつけのラーメン屋の店主いわく、昔は飲み会の後に車で締めのラーメンを食べに来る客がたくさんいたそうです^^;今では信じられませんが・・・

車を乗る人は、こういった飲酒運転は絶対に避けなければなりませんね。だからこそ、次の日の朝から車を運転しなければならない場合の飲み会などは、どのくらい飲んで良いのか、飲んだ後どのくらい時間をおけば良いのか、心配になる事も多いと思います^^;

ということで今回は、飲酒運転にならない適切な飲酒量を知るために、飲酒運転の基準値、運転ができる様になるにはどれだけ時間をおく必要があるのか、飲酒運転を防ぐ具体的な方法などについて、詳しく解説していきたいと思います(^^)

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飲酒運転の基準値

運転免許をすでに持っている人なら、一度は教習所で勉強している内容ですが(私はすっかり忘れていましたが)改めて飲酒運転の基準を整理してみますね!

呼気1L内のアルコール状態減点免許停止、取消期間刑罰
酒気帯び運転0.15ml〜0.25ml未満酔ってはいないが、アルコールを体内に保有している13点停止90日間3年以下の懲役、または50万円以下の罰金
0.25ml以上酔ってはいないが、アルコールを体内に保有している25点取消2年間
飲酒運転基準なし酒によった状態(まっすぐ歩けない等)35点取消3年間3年以下の懲役、または100万円以下の罰金

酒気帯び運転に関しては、上の表のように自分の吐く息の中にどれだけアルコールが含まれているかで判断します。「はい、これに息を吐いてください!」っていうあの検査で測りますね(^ ^)

その呼気1リットル以内にアルコールが0.15ml以上出てしまえば酒気帯び運転とみなされてしまいます。特に重要なポイントは、自分は酒に酔っていないと思っていても、検査でアルコールが出てしまえば、問答無用で酒気帯び運転になってしまう事です!

じゃあ呼気1L中に0.15mlのアルコールって一体どれくらいでしょうか?詳しくは後ほど解説しますが、おおよそビール中瓶1杯分で達してしまいます!ということは、お酒を少しでもたしなんでしまったら、酒気帯び運転の基準に達してしまうということです。

酒気帯び運転で捕まってしまうと、減点が13点、免許停止が90日、刑事罰として3年以下の懲役または50万円以下の罰金。さらに器物破損や被害者がいる場合は、さらに大きな代償を支払うことになってしまいます(T T)

アルコール量が多いと、さらに悲惨なことに・・・

前章の表を見るとわかるように、酒気帯び運転には上のランクがあり、さらにその上に飲酒運転、といった構図になっています。酒気帯び運転の上位ランクは呼気中のアルコールが0.25ml以上なのですが、罰則がほとんど飲酒運転と変わらないレベルまで引き上げられていますね!

呼気中のアルコールが0.25ml以上は、「ちょっと前日のお酒が残っていました」という言い訳が通用する量ではないです。お酒を飲んだにも関わらず、明らかに意図的に車を運転したということで、非常に重い罰則が適用されているでしょうね!

こうして表にまとめて見ると、改めて飲酒運転をすることがどれだけ危険で、どれだけの代償を払わなければならないのかが、一目瞭然ですね。人身事故になってしまった場合は、相手や相手の家族の人生をめちゃめちゃにしてしまいます。「お酒を飲んだら運転しない」は必ず守るようにしましょうね!

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どのくらい時間をおけば、基準値以下になるの?

「今日は飲み会だけれども、明日朝から車を運転しなければならないんだよな〜」

「アルコールはどのくらい時間をおけば、運転できる基準値以下になるの?」

この様な悩みを感じたことのある人は多いと思います。言うまでもなく、一番安全なのは前日はお酒を飲まないことです。

私が独立する前に勤めていた会社は、コンプライアンスが非常に厳しい所だったので、朝車に乗る必要のある人(車通勤の人など)がいる場合、前日夜にお酒の場は作らない様にしていました。飲酒運転を絶対させないという姿勢が会社の文化となっていたので、とてもやりやすかったです(^ ^)

しかし、職業柄どうしても飲み会が多くなってしまう仕事だったり、急遽早朝に車を運転することになってしまった場合など、「どのくらい休めば運転できるだろうか」と疑問に思うこともあると思います。

この章では、そんな時の目安になる考え方をご紹介します(^ ^)

お酒を”単位”で数える?

あなたは、お酒の単位って聞いたことがありますか?

あまり知られていないのですが、お酒の量とその解消時間を客観的に表す方法として、”単位”という考え方があります。この考え方は、内閣府所管の公益社団法人「アルコール健康医学協会」という団体が公開していますので、信頼性は高いですね(^ ^)

この単位という考え方によると、60kgの人が1単位のお酒を30分以内に飲んだ場合、アルコールが体内に残る時間は約4時間だそうです。同様に、2単位なら約7時間、3単位なら約10時間、4単位なら約約13時間もの間、アルコールが体内に残っていると推測できます!

「明日運転があるからお酒は2単位までに抑えよう!」

「今日のお酒の量は3単位を超えてしまったから、明日の運転はやめておこう」

こんな感じで、飲めるお酒の量を見える化することで、飲酒運転防止に役立てることができます!こう見ると、とっても便利そうな指標ですよね?

では、この単位がどのくらいのお酒の量に該当するのか解説していきます!

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1単位のお酒の量

お酒の1単位とは、純アルコール換算で20gのことです。そんなこと言われても、よくわからないですよね(^^;実はこの純アルコール量を求める計算式があるんです。それがこちら!

お酒の量(ml)× [アルコール度数(%)÷ 100] × 0.8

参考:アルコール量の計算式、公益社団法人アルコール健康医学協会

http://www.arukenkyo.or.jp/health/base/index.html

例えば、500mlのビール(アルコール度数5%)の場合には、

500ml × 5% ÷ 100 × 0.8 = 20g

となりますので、純アルコール換算で20gのアルコール=1単位ということになります。

毎回こんな計算するのも大変ですので、それぞれのお酒で1単位がどれくらいの量なのか、以下の引用を参考にしてみてください(^ ^)

お酒の1単位(純アルコールにして20g)

ビール(アルコール度数5度)なら中びん1本500ml
日本酒(アルコール度数15度)なら1合180ml
焼酎(アルコール度数25度)なら0.6合約110ml
ウイスキー(アルコール度数43度)ならダブル1杯60ml
ワイン(アルコール度数14度)なら1/4本約180ml
缶チューハイ(アルコール度数5度)なら1.5缶約520ml

参考:お酒の1単位、公益社団法人アルコール健康医学協会

http://www.arukenkyo.or.jp/health/base/index.html

また、1単位で血中アルコール濃度は0.02~0.04%、呼気1Lあたりのアルコール量は0.1~0.2ml程度だと言われています。前章で軽く触れた、ビール中瓶1杯分で酒気帯び運転となる理由は、ここからきているわけです(^ ^)

”単位”の弱点とは?

アルコールの単位は、とても使いやすい指標であることはご理解いただけたのではないでしょうか?しかしながら、この考え方にも弱点があります。それは、個人差です!

アルコールを分解する酵素の量は人それぞれ異なりますので、これまで紹介してきた単位の基準の数字が、必ずしも自分に当てはまるかどうかはわからないのです(^^;

それに、お酒の飲み方でも酔い方は変わってきてしまうので、盲信は禁物です!

元も子もないような言い方をしてしまいましたが、要はこの単位という考え方を参考にして、自分のお酒の強さなども考慮して、飲むお酒の量や飲み方をコントロールしてください!ということです(^ ^)

そのためにも、アルコールがどの様に体に吸収され、排出されるのかというメカニズムは知っておいた方が良いと思うので、簡潔に解説しますね!

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アルコールで酔うメカニズム

アルコールを飲むと、30分〜2時間の間にほとんどが体内に吸収されます。アルコールは主に胃と小腸の上部で吸収されると言われていて、吸収する量は胃が2割、小腸が8割です。しかも、小腸の方が吸収スピードが速いのです!

ほとんどのアルコールが小腸で吸収されているというのは、少し意外かもしれませんね(^ ^)でもこの事実は、身近な知恵として普段から使われているんですよ!

あなたも、

「少し胃に食べ物を入れてからお酒を飲むと酔いにくい」

というお話は、これまで何度も聞いたことがあると思います。

実は胃に食べ物が入っていると、アルコールが小腸へ到達するスピードが緩やかになるので、酔いが回りづらくなるんですね。逆に胃が空っぽだと、アルコールはすぐに胃を通り越して小腸まで到達してしまうので、一気に酔ってしまうわけです(^^;

この吸収の仕方の違いを踏まえた上で、お酒の飲み方をコントロールすることが、飲酒運転防止へも繋がりますね!

アルコールチェッカーで最終チェックを

しっかりとお酒の単位を計算してその分量を守ったり、酔いが回りにくい飲み方をすることは、飲酒運転の防止に大いに役立つ方法です!

ただし、その日の体調などによってもお酒の酔い方は左右されてしまうので、この方法を守れば絶対に安心ということは言えないのが現状です。

ですので、

「お酒を飲む機会が多い」+「車を運転する機会が多い」

これに当てはまる人は、以下のようなアルコールチェッカーを常備することで安心感が全然違いますよ!

もちろん、このようなアルコールチェッカーで基準値以下の数値だからといって100%安心というわけではありませんが、少なくとも「今日は酒気帯びかな?」といった不安を抱えながら運転するといったことは無くなります。

この期に準備してみるのはいかがですか(^ ^)


飲酒運転が厳格化されてからは、酒を飲んでから運転する人は減少傾向にあります。でも未だに飲酒運転で尊い命が失われるという痛ましい事件は、度々お茶の間のニュースをにぎわせます。

でも、今回紹介したお酒の単位を使って、飲む量や休む時間の目安を計算し、アルコールチェッカーで基準値以下であることをチェックをすれば、飲酒運転の心配はほぼ無くなると思います!

取り返しのつかない事態になる前に、ぜひこの記事を参考にしてみてください(^ ^)

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