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24時間換気って必要なの?止めてしまっても大丈夫?

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今やほとんどの家やアパートに24時間換気システムが導入されています。

わたしの家(アパート)にももちろん設置してあり、24時間休まず働いてくれています(^^)

この24時間換気って、常時ONにしておいたほうが良さそうな気はしますが、せっかく温まった部屋が冷えてしまったり、ファンがうるさいし、電気代もバカにならなそうだし・・・切ってしまいたいな〜と思いますよね?

でも、24時間換気は必要だからついているわけで、本当に切ってしまっても大丈夫か心配!

こんな葛藤を抱えている人は、1人2人では無いはず!(もちろん私も思ってました)

ということで今回は、多くの人が思っているであろう「24時間換気は本当に必要?止めてもいい?」という素朴な疑問について、私の経験も踏まえながらわかりやすく解説していきます!

24時間換気は必要?

まずは「24時間換気は必要なのか?」という疑問に単刀直入にお答えするとすれば「必要です」とお答えすることになります!

でも昔の家は24時間換気などというシステムはありませんでしたよね?私の実家も建て替える前はそんなたいそうな設備はありませんでした。

ではなぜ、24時間換気は今必要なのでしょう?その理由を少し詳しく解説しますね(^^)

建物の気密性が上がったから

一つは今の住宅は昔の家屋に比べて高断熱、高気密に設計され、建てられているからです!

日本の昔の家屋は、木造の建物が多かったので、通気性が非常に高い造りになっていました。それに比べて今の住宅は、できるだけ家の中の熱や冷気を外に逃さないよう、隙間なく建てられています!

この違いから、昔は家が自然と呼吸をするように換気をしてくれていたのですが、今の住宅は積極的に換気しなければ空気の入れ替えが起こらなくなっているのです(T_T)

これでは、果たして良くなったのか、悪くなったのか、疑問ですね。

それに加えて、現代の日本人のライフスタイルは核家族や共働きが多く、昼間は誰も家にいないので、昔のように一日中窓を開けて換気するといった習慣はほとんど見られなくなってしまいましたね!

24時間換気が必要性は、建物の要因現代人のライフスタイルの変化から来ていたんですね^^

なんでそこまで換気しなきゃいけないの?

では、なぜそこまで換気にこだわらなきゃならないのでしょうか?その理由の1つは、シックハウス症候群の予防です!

シックハウス症候群は簡単に説明すると、建物の建材や家具に含まれているホルムアルデヒドなどの有機溶剤や揮発性有機化合物(VOC)を慢性的に体内に吸い込んでしまうことが原因で起こる、めまいや頭痛、吐き気、呼吸器疾患などの総称です。

家の中にいるだけで、こういった症状が出てくることから、シックハウス(室内空気汚染)症候群と呼ばれているんですね!

先程の章で説明したとおり、昔の家屋は良くも悪くも隙間があったので、自動的にシックハウス症候群の原因物質も外に排気されていた様なのですが、現代の高気密住宅ではこいつらが家の中にこもってしまうみたいです^^;

自宅は自分も含めた家族がリラックスしてくつろぐ場所なのに、その家が病気の原因となっては、たまりませんよね!

24時間換気の設置は義務!?

そこで救世主のように現れたのが、24時間換気システムです!

こいつを家に取り付けることで、名前の通り、外と中の空気を24時間体制で入れ替えてくれるので、シックハウス症候群の原因物質を常に外に吐き出す事ができるのです。

それに、この24時間換気は1時間で部屋の空気の半分を外の空気と入れ替えるように作られているんです!それだけ一生懸命換気してくれれば、シックハウス症候群は気にしなくて良さそうですね^^(その分冷気や暖気も外に逃げてしまいますが・・・)

さらにこの24時間換気システムは、建築基準法の改正により、2003年7月以降に建てられるすべての家やアパートに設置が義務付けられました

こういった”法的”な意味でも、24時間換気は必要というわけですね!

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24時間換気は止めてしまっても大丈夫?

24時間換気は設置義務もあるため、必要だという事はご理解いただけたと思うのですが、とはいえ、つけっぱなしはうざったいな〜と思うこともあるかと思います^^

多くの人が24時間換気を止めたいと思う理由として、

  • 電気代がかかる
  • うるさい
  • 冷気、暖気がもったいない

という話をよく耳にします!この気持ち、私も痛いほどわかります!

特に感じるのが「冷気、暖気がもったいない」ですかね。冬場に寒い部屋をせっかく温めたのに、24時間換気の吸気口から外の凍えるような風が入ってくるわ、温まった空気は排気口から外に逃げていくわ・・・「ふざけるな!!」と、激おこです!(笑)

できることなら24時間換気を止めて、暖かい(もしくは冷たい)部屋を維持したいものですが、止めてしまっても大丈夫なのか、心配になりますよね?

その疑問に対しての私なりの見解は「基本はつけておいたほうが良い」です!私がこの結論に至った理由をこれから解説してきますね(^^)

もし24時間換気を止めるとどうなる?

24時間換気システムには必ず、停止ボタンや一時停止ボタンがついていると思うので、このスイッチを押すことで24時間換気は簡単に停止することができます。

では、安易に止めてしまっても良いのか?となると、考えなければいけないのが、前章でも紹介したシックハウス症候群です。

気密性が高い現代の住居では、こまめに換気をしなければ、ホルムアルデヒドなどのシックハウス症候群の原因物質が室内に蓄積していく可能性があります。

それに燃焼系の暖房器具を使っている場合は、換気をしないと室内の一酸化炭素濃度が増えて、中毒になる危険性もあります!

もし、部屋にいるだけで頭痛やめまいなどの症状がある場合や燃焼系の暖房器具を使っている場合は間違いなく24時間換気は可動させるべきです!

この様な危険性も考慮すると、基本的には24時間換気はつけておくほうが良いと思います!

ちなみに私は、状況によっては自己責任において、多少操作する事があります。次の章では、私の24時間換気の運用の仕方をご紹介します(^^)

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私の24時間換気との付き合い方!

私のアパートも24時間換気はつけっぱなしが基本です!

ただし、一部の状況下の時のみ、一時停止もしくは停止することがあります。私がどんなときに24時間換気を止めるのか、ちょっとだけご紹介しますね^^

1.冬場のお風呂

私の家の24時間換気の排気部分は風呂場の換気扇と同じ場所にあります。なので、24時間換気をつけた状態でお風呂に入ると、風呂場の外から空気が入ってきてしまいます!

夏場は涼しくていいのですが、冬場はせっかく温まった風呂場から熱が持ち去られてしまうので、寒くて大変です!!

そんなわけで、冬場限定でお風呂に入るときは24時間換気を一時停止します。そしてお風呂から上がったら、換気を再開させるようにしていますね^^

2.冷房、暖房使用時

前の章でも書きましたが、暖房で部屋を温めても、24時間換気によって1時間に半分の空気が外に放出されてしまいます(T_T)

これはちょっと非効率だろう!ということで、我が家では暖房もしくは冷房を使う場合は24時間換気を止める場合があります

ただし、その場合は別途ルールとして、以下の事は徹底しています(^^)

  • 定期的に換気を行う
  • 寝るときは24時間換気を再開させる

それに我が家の冷暖房機器はエアコンのみなので、一酸化炭素中毒の恐れも少ないという理由もあります。(灯油ストーブなど燃焼系の暖房器具を使う場合は24時間換気は動かしておいたほうが良いと思いますよ)

3.窓を開けている時

夏場に外の空気を取り入れたい時などに、風が通るように窓を開ける事があると思いますが、このときは24時間換気は止めますね!

24時間換気の目的である換気を、窓を開けることで行っているし、しっかり風の通りを考慮して窓を開けているので、必要ないだろうという考えです。

ちなみに、こちらの記事で効率的な窓の換気方法を紹介しています。よろしければ読んでみてください(^^)

窓が一つの部屋の換気はどうすれば?正しいやり方はコレだ!
一人暮らしに憧れる時期って、誰にでもありますよね。 私も大学時代は一人暮らしだったので、羽目をはずしていろいろやったものです(笑) ただ、一人暮らしって何もかも初めてなので、何をどうすればよいかわからなくないですか? その一つが、空気の入れ...

換気量を弱めてみるのもあり?

私の家の24時間換気にはついていないのですが、最近は換気量を調節できるものもあるようですね!

本当は止めたいんだけれど、完全に止めてしまうのは何だか心配!という人は、風量を弱めてみるのはどうでしょう?

もちろん、普段は通常の換気量にしておいたほうが良いと思いますが、「今は止めたい!」というタイミングで重宝するかもしれませんね^^私の家にもついていたら、使っていると思います!

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シックハウス症候群って、そんなに怖いの?

これまで24時間換気の話の中で、何度も名前が出てきた「シックハウス症候群」ですが、散々気をつけろと喚起した手前、言いにくいですが

「そこまで心配しなければいけない病気なの?」

という疑問が浮かんで来ませんでしたか?

実際のところ、私の周りでもシックハウス症候群の知り合いはいませんし、そこまで怖がる必要があるのかな〜と感じていた部分は確かにありました。この話を聞くまでは・・・

2010年の情報ですが、お隣中国では年間220万人もの人がシックハウス症候群で命を落としているそうです。そのうちの100万人はなんと5歳未満の子供だというのですから驚愕です。

中国の建物や家具にはシックハウス症候群の原因の一つとされているホルムアルデヒドが大量に含まれているものもあり、それが何年もかけて部屋の中に放出され続けている事が、この様な悲惨な状況の原因だと言われています。

220万人って・・・中国人の人口が13億人とすると、0.2%程ですが、それにしても人数が多すぎて驚きです!

つまりシックハウス症候群も、重度な場合死亡する可能性がある病気だという事は、しっかり理解しておく必要がありそうですね!

日本は大丈夫なの?

こんな話を聞くと「日本は大丈夫?」と心配になる人もいらっしゃるかもしれませんが、基本的に日本は大丈夫ですよ(^^)

日本では、24時間換気の義務化でおなじみの建築基準法にて、ホルムアルデヒドを始めとするシックハウス症候群の原因物質の濃度が規定されています。

基準値以上の建物の建造はできない仕組みになっているので、先程紹介したような大惨事になることは無いと思いますので、ご安心を!(新築は築後3ヶ月ほどはホルムアルデヒドなどの濃度が高い場合があるので、この部分だけは注意ですね!)


 

24時間換気について、いろいろ解説してきましたが、端的に言うと

「24時間換気は必要なの?」→「法律で義務付けられているので必要!」

「止めても良い?」→「基本的にはつけっぱなしが良い」

ということでした(^^)

私は特定の条件下で換気を止めたりしていますが、それでも問題ないのは、私がシックハウス症候群のアレルギー症状が出にくい体質だからかもしれません。

シックハウス症候群になりやすい方もいると思いますので、心配なら24時間換気はつけたままが無難でしょう!

もし止める場合は、自己責任でやってみてください^^

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