車の鳥のフンの正しい除去方法!跡がついても諦めないで!

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これから運転しようと車に近づいたとき、愛車に鳥のフンがついているとガッカリしますよね^^;

通勤やドライブの予定があったりした日の朝、出発前に発見しようものなら、もう最悪!でも、どうにかしないわけにもいかないですよね。。。

なぜならよく聞く話で、「早く拭かないと車に跡が残る」という事実があるからです!せっかくの愛車が鳥のフンの跡だらけになったら、泣くにも泣けません!

そんな事にならないよう、今回は車に鳥のフンがついても、跡が残らないようにきれいに取る除去方法から、それでも除去しきれず跡が残ってしまった時の跡の消し方までご紹介します^^

この方法を頭の片隅に入れておけば、時間がない朝に鳥のフンを発見しても、焦らず対応できると思いますので、参考にしてみてください!

車についた鳥のフンの除去方法!

さっそくですが、車に鳥のフンがついていることを発見したら、どの様に除去すればよいのか、その流れを順を追って説明していきますね!

1.濡らした雑巾やファイバークロスを鳥のフンにかぶせる

まずは、廃棄しても良い雑巾やファイバークロスなどの布を用意します。

そして、その布を30~40℃前後のお湯で濡らし、鳥のフンの上にかぶせます。

(夏場や日中で日差しが強く、車が熱くなっている状態であれば、普通の水でも大丈夫です)

こうすることで、固まっている鳥のフンをお湯でふやかしてやわらかくすることができるので、きれいに取り除くことができるようになります!

2.10分程経ったら、そのまま鳥のフンをつまむ

フンの硬さにもよりますが、とりあえず10分程度濡れた布をかぶせた後、雑巾の上からそのフンを優しくつまむようにして取り除いて上げましょう!

それでも取れない場合は?

10分ではまた鳥のフンが固まっていて取れない場合は、鳥のフンにかぶせた布の上から更にお湯をかけて、もう数分待ってから同じくつまむようにして取り除いてあげましょう^^

この時、やってはいけないのが鳥のフンをゴシゴシこすって落とすことです!

鳥のフンには硬い木の実や種が含まれていることがあるので、無理にこすってフンを取ろうとすると、これらが原因で車の塗装を傷つけてしまうかもしれないからです。

せっかく鳥のフンを取ってきれいにしたのに、車に傷が残ってしまったらガッカリですよね^^;

愛車を守るためにも、力を入れずにそっとフンを取り除くことが大切ですよ!

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注意すべきポイントは?

鳥のフン を除去する上で注意すべきポイントは、鳥のフンからくる感染症です!

実は鳥のフンはクリプトコッカス症やオウム病など、鳥を介して人にも感染する人獣共通感染症の感染源となる可能性があるのです。

他にもサルモネラ菌や寄生虫、ダニなど、人間に危害が及ぶ病原体を持っているかもしれません。

なので、鳥のフンの除去を行う時は

  • 作業する時は、マスクや手袋を着用する
  • フンの除去に使った布は使い回さない

といった対応をぜひともお願いします!

車を洗っていただけなのに、必要ない感染症にかかってしまっては、悔やんでも悔やみきれないですからね^^;

時間が無い時はどうすれば?

これまで紹介した方法は、鳥のフンや虫の死骸が車についた時の王道的な除去方法です!

しかし、「朝の忙しい時間帯に、濡れ雑巾で10分もふやかしている時間はない!」という方も多いかと思います。

気持ちは、とても良くわかります^^;

本当は濡れ雑巾でふやかして取ったほうがきれいに取れるのですが、忙しい時のためにこういったすぐにふけるアイテムを車の中に常備しておけば、いざという時に安心ですよ!

後にも詳しく書きますが、鳥のフンの除去は早ければ早いほど良いので、見つけたらすぐに除去するように習慣づけておきましょうね(^^)

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もし、跡が残ってしまったら・・・

鳥のフンを早めに見つけて掃除することができていれば問題ないのですが、しばらく放置してしまったら・・・ちょっと恐ろしいことになってしまいます。

既にご存知の方も多いと思いますが、鳥のフンの跡が車のボディに残ってしまい、洗っただけでは取れなくなってしまいます(T_T)

こうなってしまっては、いくらこすっても、洗剤で洗っても中々落ちてくれません。

でも、まだ諦めるのは早いです!!

100%ではないですが、軽めの跡ならまだ消すことができるかもしれませんよ(^^)

この章では、鳥のフンが原因で車に跡が残ってしまった場合の跡の除去方法を紹介します!

1.液体コンパウンドでフンの跡を磨く

まず、鳥のフンの跡の除去に必要なのが液体コンパウンドです!

車好きの人なら知っていると思いますが、軽いキズ消しなどに使う車用の研磨剤ですね。

これを使って、車のボティについたフンの跡をきれいに削り取ります!

まず、このコンパウンドをスポンジに取り、鳥のフンの跡がある部分を磨いていきます。(液体コンパウンドの量など詳しい要領は、コンパウンドの取扱説明を参照してください)

この時、スポンジは同じ方向で磨くようにしてください円を描くようにこすってしまうと、コンパウンドの跡が残る原因になってしまいますので^^;

2.きれいな布で拭き取る

ある程度磨き終わったら、きれいな布で液体コンパウンドを拭き取ります。また鳥のフンの跡が残っているようであれば、この1~2の作業を繰り返しましょう!

この時、あまりピンポイントで磨きすぎると、跡が消えたとしても、その部分だけ反射の様子が変わってしまったりと、違和感の元になってしまいます^^;

なので、常に跡がある部分だけではなく周辺も見ながら、バランスよく磨くことが大事ですよ!

もし、これでも消えなければ・・・

1~2を何回か繰り返してもフンの跡が消えない場合は、残念ですが自分で処理するのは諦めましょう(T_T)

後で詳しく説明しますが、この場合は鳥のフンが車の塗装の深い部分まで侵食してしまっているため、表面を磨いただけでは取り除けなくなってしまっているということです。

残念ですが、素人ができるのはこれが限界なので、もしどうしてもフンの跡を消したいのであれば、専門の業者にお願いするしかありません。

こうなってしまう前に鳥のフンがついているのを見つけたら、早めに取り除くようにしましょうね^^

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鳥のフンはなぜ跡になるの?

これまで鳥のフンの除去方法と、もし跡が残ってしまった時の跡の対処法を紹介しました。こう見ると鳥のフンって車の天敵のように厄介な存在ですよね?

ここまで見てくると、言い方が悪いですが、たかが鳥の排泄物がなぜここまで車のボディを蝕んでしまうのか、ちょっと不思議に思ってきませんか?

そこでここからは、なぜ鳥のフンは車に跡をつけるのか、その疑問にお答えします^^

鳥のフンと車は相性が最悪?

鳥のフンはなぜ車のボディにダメージを与えるのか?

その理由は鳥のフンは酸性度が強いからだと言われています!

鳥のフンの主成分は、尿酸、タンパク質、ナトリウム、アンモニア等です。この中の尿酸が強い酸性の原因のようです。

そして、さらに悪いことに、車の塗装はアルカリ性には強いのですが、酸性に弱いという特徴があるのです^^;

つまり車のボディはその塗装の特性上、鳥のフンが致命的な弱点になってしまっているということですね。

車のメーカーさんには、ぜひ酸性にも強い塗装を開発していただきたいですね(^^)

鳥のフンが車に跡を残すメカニズム

車の塗装は鳥のフンに弱い特徴があるという話をしましたが、フンがその車の塗装にどのように跡を残すのか、その部分をもう少し詳しく解説しますね!

車の塗装は下から、「下塗り」→「中塗り」→「上塗り」→「クリア塗装」の順番で複数のコーティングがなされています。(こんなに重ね塗りしているのに、その厚さはなんと0.1mmだそうです!すごい技術だ!)

なので常に外に出ているのは、クリア塗装の部分になります。

ここに鳥のフンが付着すると、時間が経つに連れて徐々にクリア塗装を侵食し、下へ下へと染み込んでしまいます。

クリア塗装の表面についたフンなら、濡らした布でふやかして除去できます!

それにクリア塗装の中に少し染み込んでしまった場合(フンをとっても跡が残ってしまった)でも、その染み込みがクリア塗装内で収まっていれば、この部分をコンパウンドで少し磨いてあげることで、きれいな状態に戻ります(^^)

ただし、これがクリア塗装の下の上塗りの部分まで侵食されてしまうと、もう素人ではどうしようもありません(_)侵食されている部分まで削り取り、塗装をし直さなければならないので、もうプロの領域になってしまいます。

なので何度も言っていますが、こうなる前に、気がついたら出来るだけ鳥のフンは取り除いておきましょうね!


 

知れば知るほど、鳥のフン、恐ろしいですね(^_^;)

鳥のフンは避けようとしても、「樹の下には駐車しない」のようなことはできたとしても、100%防ぐことは不可能です。

なので、愛車を守りたいなら「鳥のフンを見つけたら、できるだけ早く除去する」という事を徹底してみてくださいね(^^)

ちなみに、鳥のフンほどではないですが、高速道路を走るとよく付く虫の死骸も、放って置くと跡になってしまうので、早めに対処するようにしましょうね!

 

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