高速道路と有料道路の違いは?本当は無料になるはずだった!?

日本の大動脈と言われている高速道路。一般の人があまり頻繁に使うことはないかも知れませんが、旅行やレジャーの時は、移動時間を節約できるので重宝しますよね!

ここでちょっと質問何ですが、高速道路の料金って、高くないですか?

「高い!」という人は、私と同じ意見です(^ ^)ガソリンも高騰してきているのに、高速料金も含めると、交通費だけでかなりの出費になりますよね(^^;もう少し安くならないかなと、心から願うばかりです。

それに引き換え、有料道路という道路もありますよね?こちらの道路はどちらかといえばローカルな道路というイメージですが、利用料が数百円と安かったり、以前有料だったのに、いつの間にか無料になっていたり、結構使いやすい印象があります。

この高速道路と有料道路はいったい何が違うのか?高速道路も有料道路のように、安くなったり無料になったりしないのか?といった、高速道路と有料道路の秘密について、わかりやすく紹介していきます(^ ^)

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高速道路と有料道路の違いとは?

実は一般的に言われる高速道路とは、有料道路という大きなくくりの中に含まれてます。

まあ、高速道路も”有料で通行できる道路”なので、当たり前といってしまえば当たり前ですよね(笑)こんなトンチみたいな話は置いておいて、世間一般的にイメージする高速道路と有料道路の違いについて、これから解説していきますね!

有料道路の種類

”有料で通行できる道路”という意味での有料道路には、道路法によってこのような分類で区別されています。

  • 高速自動車国道
  • 都市高速道路
  • 本州四国連絡高速道路
  • 一般有料道路

このうち、みなさんがイメージする「高速道路」というのは高速自動車国道+都市高速道路+本州四国連絡高速道路のことです。そして、みなさんがイメージする「有料道路」は、一般有料道路ということになります!

ではそれぞれの有料道路がどういった道なのか、詳しく紹介していきますね。

高速自動車国道は「〜自動車道」

まずは高速自動車国道ですが、この道こそ”THE高速道路”です!

東名高速道路や東北自動車道といった、いわゆる高速道路と言われた時にイメージする道路のことです。

一応、高速自動車国道法の第四条には、

高速自動車国道とは、自動車の高速交通の用に供する道路で、全国的な自動車交通網の枢要部分を構成し、かつ、政治・経済・文化上特に重要な地域を連絡するものその他国の利害に特に重大な関係を有するもの

高速自動車国道法 第四条

といった、まどろっこしい説明はありますが、要は「〜自動車道」のことだと思っていただければOKです。

ちなみに、名神、新名神、東名、新東名の4つの高速道路だけは「〜自動車道」ではなく、「〜高速道路」という名前になっています。不思議ですよね〜(^ ^)

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都市高速道路

都市高速道路は、首都高速道路、阪神高速道路、名古屋高速道路、福岡高速道路、北九州高速道路、広島高速道路の6つで、大都市内に作られた高速道路です!

先ほどの高速自動車国道が市や県を高速で移動するためのものだとしたら、都市高速道路は大都市内での移動の高速化を目的にしている点が違いですね。

私は首都高しか走ったことがないですが、あれは本当に迷路みたいにごちゃごちゃしてますよね(^^;事故による通行止めも結構頻繁に起こりますし、余計に時間がかかってしまうのでは?と思ってしまいますが、慣れている人は違うんでしょうね!

本州四国連絡高速道路

本州四国連絡高速道路(略して本四道路)というと、すごく限定的な高速道路といった印象ですが、(実際のの通りなんですが(^^;)実はすごい道路なんです!

その名の通り、本州と四国をつなぐ道路なのですが、本州と四国の間には何がありますか?

そう、海です!

つまり、本四道路は海を渡る高速道路なんです!かっこいいですね(^ ^)

  • 神戸淡路鳴門自動車道
  • 瀬戸中央自動車道
  • 西瀬戸自動車道

の3つの高速道路で構成されていて、瀬戸大橋や明石海峡大橋など、海を渡るための大きな橋が特徴ですね!

一般有料道路

この一般有料道路こそ、みなさんがイメージする「有料道路」です

地方道路公社や各地方公共団体、そして高速道路の管理を行うNEXCOなどによって運営されている、地方の交通の弁を良くするための道路ですね。

料金が安かったり、無料の区間があったり、ETCやクレジットカードが使えなかったりと、高速道路とはまた違った個々の特徴があるのが有料道路ですね。

ほとんどの有料道路は徴収期間という、ある一定期間内を有料とすることで建設工事費等の補填を行い、その期間が終了すれば、原則無料になります。

なので、かつては有料道路だったけれども、今では無料で通行できる道路があるんですね(^ ^)

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高速道路は本当は無料になるはずだった!?

このタイトル、衝撃的ですよね?高速道路というのはお金を払って使うもの、いわばお金で時間を買うというのが、常識的な考えですよね。

でも道路法によると、道路というものは無料であることが原則です。ですので本来であれば高速道路も無料であるべきなんですね!

では、なぜ高速道路が有料になっているのか、この部分をもう少し深掘りしてみましょう!

なぜ高速道路が有料なのか?

高速道路は戦後日本の復興に合わせて建設されていきました。ただし、敗戦国の日本にはお金があまりありません。ということで、国債を発行して建設費に充てました。その借金の返済に充てるために通行料として利用者からお金を徴収する方法を取ることになりました!

本来無料であるはずの道路なのですが、通行料を徴収することができる「道路整備特別措置法」という法律の成立させて、高速道路をはじめとする有料道路が作られるようになったのですね(^ ^)

当初は建設費に充てた借金を返済すれば、完了した高速道路から無料にしていく予定でした。本来無料の道路を特例で有料にしていたのだから、当たり前ですよね?

法改正で無料化が遠のく

しかし、その後「道路整備特別措置法」が改正されて、黒字の高速道路の料金で赤字の高速道路の料金を補填する ”全国料金プール制” という制度を導入することになったのです。この法改正のおかげで、いつまでたっても無料ならない状態になってしまいました(^^;

一応、高速道路の借金は、独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構によれば、毎年着実に借金は減っているとのことですが、完済の試算が平成78年となっています(^^;

まだまだ無料化にはなりそうに無いですね〜

(参考:機構の未償還残高の推移 独立行政法人 日本高速道路保有・債務返済機構 http://www.jehdra.go.jp/zandakasuii.html

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高速道路を無料にできない理由

高速道路がなぜ有料なのかという理由についてはご理解いただけましたか?どうも納得いかない部分もありますが、私たちの代表の国会議員の先生方が作った法律ですので、仕方ないですね(^^;

でも実は、高速道路を無料にできない理由は、全国料金プール制だけとは言えないんです。

修繕費用が必要

高速道路を無料にできない他の理由の一つに、修繕費用があります。高速道路などの建造物は、必ず耐用年数があり、年々老朽化します。そのまま放っておくと、利用者の命が危険にさらされてしまうので、必ず修繕作業は行わなければならないですよね。

NEXCOはその修繕費も高速道路の利用料として支払いを行う方針のようです。ちなみにNEXCOは100年間に必要な修繕費を約10兆円と見積もっているようですので、高速道路無料化への道は限りなく遠そうですね(^^;

交通渋滞が悪化する?

高速道路を無料化すると、高速道路に車が集中して交通渋滞が悪化するのではないか?という考えから、無料化するのは反対だとする意見もあります。

ただ、元々は無料にするという前提で高速道路を作ったわけなので、この理由は正直厳しいと私は思いますね。

無料にする事で、もし渋滞が悪化するのであれば、無料化を諦めるのではなく、「どうすれば渋滞しないような高速道路運営ができるのか?」という視点で知恵を絞って解決すべき問題だと思います。

民主党政権下で一時期高速道路料金が1000円になった時、確かに渋滞が酷かったのを覚えています。でもこれは、何の対策もせず行った結果なので、渋滞するのは当たり前です!

もし今後、高速料金無料化の議論でこんな意見が出るならば、もう少し建設的な話し合いになる事を期待します(^ ^)

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海外の高速道路は?

日本はこんな感じなので、しばらくは高速道路は有料のままになるでしょうね!(永久に無料にならないかも・・・)

しかし、目線を海外へ向けてみると、日本とは全く違う高速道路事情が見えてきます。ここでは、日本と海外の高速道路の違いについて、一緒に見てみましょう!

多くの先進国の高速道路は無料!

アメリカ、イギリス、ドイツ、スペイン、オーストラリアなどの欧米先進国では、高速道路は基本的に無料の国が多いです!

私もハワイで車を運転した時、高速道路なのに一般道から料金所もなく、すんなり入れた事に最初は驚きました。日本でいうと、バイパスに入る感覚で、高速に乗ることができます(^ ^)

日本も高速道路が無料だと、いろんな地方に行き放題で楽しそうだな〜と個人的には思います。できれば無料にして欲しいのですがね・・・

速度無制限の高速道路も!

知っている人も多いと思いますが、ドイツやオーストリア、スイスにはアウトバーンと呼ばれる、高速道路の中に速度無制限の区間があります。

日本では高速道路の最高速度は100Kmが最高ですので(一部例外あり)、ちょっとイメージしづらいですよね。そもそも、ドイツでは一般道の法定最高速度が100kmだったりすので、日本とは感覚がまったく違います。

一般道は100kmで走り、高速道路は無料で速度は出し放題!

一概にドイツが良くて日本がダメということは言えませんが、車が好きな人ならばワクワクするような条件ですよね?

一車好きの意見としては、こういった国も現実にあるという事を念頭に入れて、高速道路の料金問題も議論してもらいたいものですね(^ ^)

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海外の高速道路はなぜ無料にできるの?

なぜ日本の高速道路はなかなか無料にならないのに、海外の高速道路は無料で(しかも速度制限なし)のような事が出来るのでしょうか?

欧米の国々は日本より自動車の歴史が長いので、自動車がより生活に密着した必需品になっていました。それに加えて日本より国土が広い大陸を移動しなければならなかったので、高速道路は必須のインフラと言えます。

そのせいか、高速道路は国が税金を投入して整備すべきというのが、大半の国の認識なんですね!

逆に日本では、高速道路は目的地により速く着きたい人が使う道路で、利用料も使う人が払えばいいというのが多くの人の考えです。そういった意味でも、無料化にするにはハードルが高いのでしょうね。


高速道路と有料道路の違いを簡単にまとめると、一般的には

高速道路 = 高速自動車国道 + 都市高速道路 + 本州四国連絡高速道路
有料道路 = 一般有料道路

という事でした!

ただし、法律でこのように厳密に分類されているわけではないので、日本では高速道路は有料なので、高速道路=有料道路とも言えてしまいます。

高速道路が無料になれば、こんな紛らわしい分類とはおさらば出来るんですが・・・この調子ではそんな日は来ないかもしれませんね(^^;

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