ボールペンと万年筆の違いは?使い分け方の極意とは?

実は先日誕生日だったのですが、友人から万年筆をいただきました(^ ^)

ペン全体が銀色でカッコよく、「WATERMAN」というフランスの万年筆のようです!大切に使わせていただいます(*^^*)

と、言いたいところですが、実は恥ずかしながらこれまで万年筆を持ったことがなく、使ったこともないので、どうやって使うのか、どんな時に使うのかすらわからない無知野郎でございます(笑)

そもそもボールペンとの違いさえ、よくわからない状態でしたので、無理もないですね(^^;

ということで今回は、万年筆をクールに使いこなすために、ボールペンと万年筆の違い、そしてどう使い分けるのがオススメか、わかりやすくまとめてみました(^ ^)

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ボールペンと万年筆の違いは?

ボールペンと万年筆の違いはパッと見ではわかりにくいですが、ペン先や書き味など、見ていくと細かな違いが色々あります!

ということでまずは、代表的な違いを下にまとめてみました(^ ^)

構造の違いボールペン・・・ペン先のボールが回転することでインクを紙に転写して書く

万年筆・・・ペン先の溝に毛細管現象によってインクが持続的に運ばれて字を書く

インクの違いボールペン・・・油性、水性、ゲルインク

万年筆・・・染料、水性インクがメイン

価格の違いボールペン・・・数十円〜数万円程度

万年筆・・・数千円〜10万円超

詳しく解説していきますね(^ ^)

構造の違い

ボールペンと万年筆の一番大きな違いは、見た目でもわかる構造の違いです!

ボールペンはその名の通り、ペン先の金属ボール、もしくはセラミックボールが回転することでインクを補充しつつ、文字を書くことができます。

それに対して万年筆は、毛細管現象と呼ばれる水が細い管を勝手に移動する現象を利用して、ペン先までインクを運んで文字を書く筆記用具です。

インクを紙に思い通りに写すという意味では同じですが、その方法が全然違うというわけですね!

ちなみに、毛細管現象を辞書で調べると、

液体中に細い管を立てると、管内の液面が管外よりも高くなるか低くなる現象。液体の表面張力によって生じ、水のように管壁をぬらす場合には上昇する。

参考:デジタル大辞林

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%9B%E7%B4%B0%E7%AE%A1%E7%8F%BE%E8%B1%A1

だそうです。

身近な例だと、書道の筆を墨に浸すと、筆に墨が染み込む現象がこれですね!これをペンに応用したのが万年筆というわけです!

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インクの違い

ボールペンはいろいろな種類のインクの商品が出回っていますよね。

滑らかな書きやすさと多彩な色彩の水性インク、耐水性に優れた油性インクはもちろん、その両方の利点を兼ね備えたゲルインクの商品もたくさん売られていますね!

あまりにも商品数が多すぎて、選びきれません(笑)

それに引き換え、万年筆はほとんどが水性、染料インクです!

万年筆は先ほども紹介した通り、毛細管現象でペン先にインクを運ぶので、そこが詰まってしまうと書けなくなってしまいます(^^;そんな時、水性染料インクであればペン先を水に浸すことで詰まりを解消できるというのが大きな理由です!

最近では万年筆用の油性インクや顔料インクも出てきていますが、万年筆といえば「鮮やかな染料インクでスラスラ書く」というのが醍醐味ですので、個人的にはあまり魅力は感じませんね。

ちなみに染料と顔料の違いについては、こちらの記事に詳しくまとめているので、良ければ合わせてご覧ください(^ ^)

価格の違い

文房具店に行くと、これでもかと言うくらいボールペンが並べられていますよね!

その中にはいろいろな価格のボールペンが混在していますが、100円以下から数百円くらいで手軽に購入できるペンがほとんどです。

ではボールペンは安いものだけかと言うと、そんなことはなく、上の価格を見ると数万円もするボールペンも普通に販売されています。

比較的幅広い価格帯で売られているなあと思いきや、万年筆はさらにその上をいきます(^ ^)

万年筆はメンテナンスをして使い続けるという性質上、数千円からの商品が多く、高いものでは数十万円もするものまであります!

ペン先に腐食しない金を使ったり、持ち手に特別な素材を使ったりすると、商品価格は高くなりますが、さすがに数十万とまではいかないでしょう(笑)

これは間違いなく「高い万年筆=ステータス」ということでしょうね!

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ボールペンと万年筆の攻防

歴史的な部分から見ると、ボールペンと万年筆は敵同士です!そんなボールペンと万年筆の戦いを少しのぞいてみましょう(^ ^)

万年筆は953年にエジプトで発明されてから、常に文字を書くための主要なペンとして時代を引っ張ってきました。日本には1884年になって初めて輸入が始まって、1960年まではハガキや手紙、公文書を書くための主流アイテムでした。

一方ボールペンが開発されたのは19世紀になってからで、しかもペン先のボールからのインク漏れが解決できずにくすぶっている時代が続きます。

1950年ごろになって、ようやくインク漏れが解決され、市場に出回り始めました。当初インク漏れが原因で公文書での使用が禁止されていたボールペンですが、1970年ごろにようやく日本で解禁されてから、徐々に万年筆のシェアを奪い、現在では完全に取って代わられてしまいました!

今、日本で万年筆があまり使われていないのは、ボールペンがその座を奪ってしまったからなんですね。歴史は残酷です(^^;

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万年筆はいつ使えばいいの?

現在、ボールペンに完全にお株を奪われ、かわいそうな状態な万年筆(T T)

手書きの文章は基本的にボールペンで書くことがほとんどなこのご時世で、万年筆はいつ、どのようなタイミングで使えば良いのでしょうか?

ボールペンに無い、万年筆の特徴は以下の通りです!

  • 筆圧がいらない
  • 独特で味のある文字

筆圧がいらないということは、長文や長時間の執筆でも腕や指が疲れない、ということです(^ ^)これはかなり大きなアドバンテージですね!

それに使ってみるとわかると思いますが、紙をなぞるように書けるので、慣れれば書くスピードも速くなります。なんでも、ゲルインクのボールペンに比べて1.5倍ものスピードが出るという人もいるくらいです(^ ^)

それと万年筆は長年使っていると、ペン先が筆者のくせで磨り減って、その人にしか書けない独特の文字になります!そんな筆記用具は万年筆だけです。

これらの特徴を踏まえると、

  • 板書やノート
  • 日記
  • 手紙、年賀状
  • サイン

などに使うと、万年筆らしい使い方ができるはず!ぜひ試してみてくださいね(^ ^)


こうやって万年筆について知っていくうちに、「万年筆、ちょっと使ってみようかな?」といった、ささやかな興味が湧いてくるのは、私だけでは無いはず!

私も万年筆を手にしなければ、ボールペンや万年筆の違いや特徴といった事に興味を持つこともなかったので、プレゼントしてくた友人には感謝です(^ ^)自分の文字のクセでペン先が削れるくらい使い倒したいと思います!

ぜひあなたもこの機会に、自分だけの万年筆を選んでみてはいかがでしょう?

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