あなたは新幹線はよく利用しますか?
私は実家が青森県なので、学生の時から東北新幹線をよく利用します!毎回乗ると思うのですが、スピードは早いし、静かだし、気温や湿度も快適だし、日本が誇る素晴らしい発明だな〜とつくづく思います^^
そんな新幹線でも、席に座った後に気負いしてしまうタイミングがあります。それはリクライニングを倒したい時に、後ろに座っている人がいる場合です^^;
私は小さい頃、親から椅子を倒す前に一声かけるのがマナーだと教わりました。でも、後ろの席を実際に確認してみると、お休みになっている人や、仕事や読書、スマホに夢中になっている人もいますよね。
こんな時、もし声をかけてしまっては、かえって邪魔になってしまうのではないか?と考えてしまいます、、、
私と同様な悩みを持っている人も多いと思うので、今回は新幹線のリクライニングを倒す時の声かけのマナーについて、一緒に探っていきましょう!
声かけしないのは、本当にマナー違反?
新幹線の席をリクライニングする時、後ろの人に声をかけるべきか、かけないべきか。
これは何十年も前から議論されている(?)永遠の課題ですよね。昔は後ろの人に一言声かけするのがマナーだったのかもしれませんが、新幹線ができた当初と今では常識や社会形態が全く違うので、「昔がこうだったから、今もこうすべき」とそのまま当てはめるのは強引だと思いますね!
その上で、この記事を書くために、さまざまな情報や意見を検証した結果、私なりの答えがでました!
それは、新幹線のリクライニングを倒す時は「基本的には声かけは不要!しかし、後部座席の人には配慮すべき」というものです。
ではなぜ、私がこの結論に至ったのか、一つずつ説明していきますね^^
JRの公式見解は?
まず、新幹線を運営するJRは、新幹線のリクライニング時のマナーに対して、私の知る限り具体的な見解は発表していません。JRに言われたからこうするべき、というわけではないですが、マナーとして一つの指標になるかと思って調べてみました。
ということは、リクライニング時の声かけに関しては、利用する我々どうしの倫理観やマナーに委ねられるということになりますね!
じゃあ、この「マナー」について、少しだけ掘り下げてみます(^^)
マナーって、そもそも何?
マナーっていう言葉を聞くと、「守らなければならないもの」のような漠然としたイメージがありますが、実際はどうなのでしょう?
Wikipediaには、
マナーの様式は多くの場合、煩雑で堅苦しく感じられるが、その形は社会の中で人間が気持ち良く生活していくための知恵である。
Wikipedia : https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%8A%E3%83%BC
とあります。この、マナー=社会の中で人間が気持ちよく生活していくための知恵というのが、自分の中ではしっくりきました^^
つまり、新幹線のリクライニングの声かけに関しては、利用する多くの人が気持ちよく新幹線を利用するために、声かけをすべきか、すべきでないか?という基準で考えていけば良いと思います!
「席を倒す時に声をかけたほうが、みんな気持ちよく利用できるに決まっている!」と思う人も多いかもしれませんが、実は真逆な考えの人もいるんです。
ということで、次に声かけをすべきという人と、声かけをすべきでないという人の、意見と考えをそれぞれみてみましょう!
声かけをすべき!という人の考え
新幹線の席をリクライニングする時、声かけ賛成派はこんな考えのようですね!
- 人のスペースを余分に使わせてもらうので、ことわりをいれるのは当然
- 作業をしていたり、食事をしていると、こぼしたり、倒してしまう危険があるので、 タイミングを伺う意味で聞いている
- トラブルになるくらいなら、事前に承諾を得た方がよい
こう聞くと、どの意見も理にかなっているし、ごもっとも!
3つの意見はいずれも、「後ろの席の人を配慮する」という気持ちからきている様に感じます。いわば、自分が後ろの席のときは、配慮した上で席を倒してほしいという希望からの考えなのだと思いますね。
では反対に、声かけ反対派の意見をみてみましょう。
声かけすべきではない!という人の考え
声かけ反対派の人はこのような考えのようです。
- 知らない人と話したり、関わりたくない
- 自分の時間を取られたくない
- 座席にリクライニング機能がついている時点で、リクライニングをする権利があるのだから、許可を求める必要はない
こちらの意見も言いたいことは良くわかりますね。
こちらはプライベートな時間や空間が大事で、必要以上に関わってほしくない、という気持ちからきているのでしょうね!
ん〜難しいですね!さすが、長年答えの出ない問題だけはあります!
海外では問題にならない?
たびたび議論にあがる、この新幹線のリクライニング時に声をかけるか問題ですが、これは日本だけの問題なのでしょうか?
「気づかいや礼儀を重視する日本ならではの悩みかな?」と思っていたのですが、どうやら日本だけの問題ではなさそうです。
海外では尋常じゃない席の倒し方をする人がいるせいなのか、後ろの席の人が前の席のリクライニングを制御するアイテムなんかも発売されているみたいです。
その名も、ニー・ディフェンダー!
アメリカなので、新幹線ではなく飛行機で利用されているようですが、使おうと思えば新幹線でも使えそうですね。
確かに、外国人は日本人より足が長い人や体格がいい人が多いのですが・・・ニー(膝)を守るというよりは、前の席のリクライニングを阻止する意味合いが強い気がします^^;
日本はでは考えられない商品ですが、さすがアメリカですね!
ちなみに動画でもありましたが、このニー・ディフェンダーをつけることにより、逆にトラブルになるケースもあるので、まったく解決になっていませんね(_)
結局、どうするのがいいの?
これまでいろいろな視点で検証してきた、新幹線のリクライニングをする時に声をかけるかという問題ですが、結局のところ、相反する考え方の人がそれなりに多いので、完全に丸く収めることは困難です^^;
とはいっても、私達は新幹線に乗らないわけにはいかないので、何かしらの結論を出して対応しなければならない、ということで至った私の結論が、冒頭でもお話した「基本的には声かけは不要!しかし、後部座席の人には配慮すべき」です!
席を倒すとき声かけ賛成派の「配慮した上で席を倒してほしい」という考えと、「必要以上に関わりたくない」という反対派の意見を総合的に考えると、このような結論になりました。
具体的には
- 声をかけずとも、リクライニングを倒す前には後ろの席の状態を確認する
- 少しずつ席を倒す
- 倒す角度は程々に(大きく倒したい時は、やはり一声かける)
こんな感じでしょうか。私は自分で決めたこのルールのもと、これまで大きなトラブルに巻き込まれたことはありません。
新幹線の座席を倒したいけれど、どうしたらいいのかわからない場合は、参考にしてみてくださいね(^^)
記事を書き終えて改めて思いましたが、これは難しい問題ですね(^_^;)
あっ、ちなみにこの方法は、あくまで私の出した結論であって、決して正解というわけではないですよ^^
こういった問題は、うまくバランスを取りながら、お互い気持ちよく新幹線を利用できる対応を考え続ける必要があると思います。
「感じ方、考え方は人それぞれ!」
これからの時代は、こういった考え方がますます重要になるなぁ、と実感した今日このごろでした(^^)
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