しらすと白魚の違いをわかりやすく解説!食べるのは日本だけ?

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私は海の生き物がとても好きで、先日妻と水族館に遊びに行きました^^私は特にフグが泳いでいるのが好きで、いつまでも見ていられます(笑)

フグ、かわいくないですか?

そして、水族館の近くには美味しい海の幸が食べられる食堂があったりしますよね!私も妻も美味しいものを食べるのが大好きなので、その日は漁港直営の海鮮食堂でランチをいただきました^^

そのお店は”生しらす丼”が売りで、楽しみに行ったのですが、残念がら生しらす丼は無く、代わりに”生白魚丼”なるものが提供されていました。

メニューの隣に写真もありましたが、見れば見るほど「生しらす丼と何が違うんだ?」と感じてしまいましたね^^;

この日はその”生白魚(しらうお)丼”を注文して食べたのですが、食べた後もやっぱり「生しらす丼と何が違うんだ?」という疑問が頭から離れませんでした。

ということで、今回は”しらす”と”白魚”、実際何が違うの?という素朴な疑問についてわかりやすく解説していきます!

しらすと白魚(しらうお)の違いは?

「しらすと白魚は何が違うの?」

漁業関係者の方や、地元の方ならすぐに答えられる質問かもしれませんが、私のような海育ちではない素人では、正直よくわかりません^^;

なので私のような素人でもバッチリ理解できるよう解説します!

種類が違う!

まず一番最初に言わなければならない違いは、魚としての種類の違いです。

しらす(白子)とは、カタクチイワシや真いわしなどの、色素がなく透明な稚魚の総称です!ということは、しらすという魚は実は存在しないんですね^^なのでたまにタコやイカ、うなぎの稚魚(シラスウナギ)も混ざっていることもあるみたいです(笑)

それに対して白魚は、キュウリウオ目シラウオ科の魚のことです。しらすが特定の魚ではないのとは対称的に、こちらは白魚という魚なんですね!

大きさが違う!

しらすは稚魚ということもあって、体長は3センチ程度のものがお多いですが、白魚はれっきとした成魚だからか、5~10センチの個体が多いみたいです!

この違いなら、大きさ見比べれば一目瞭然でわかりそうですね^^

旬の時期が違う!

しらすと白魚は旬の時期にも違いが見えます!

しらすの場合は複数の魚の稚魚であることから、旬の時期が特徴的です。真いわしの稚魚が早春、カタクチイワシの稚魚の旬が秋であることから、しらすの旬は春と秋に2度あるんです!

それに対して白魚は、産卵のために川に上ってくる春が旬になります。

ということは、春には旬のしらすと白魚の食べ比べができるというわけですね(^^)よし、来春の予定に加えておこう(笑)

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“しろうお”と白魚は別物?

しらすと白魚の違いを調べていくと、”しろうお”という魚に関する情報も出てきました。

このしろうおは白魚とは別物で、漢字では“素魚”と書きます。

せっかくなので、これまで紹介してきたしらすと白魚同じ様な条件で違いを比較してみました(^^)

  • 種類・・・スズキ目ハゼ科
  • 体長・・・3~6センチ
  • 旬・・・・春(2~4月)

しろうおの色は、しらすや白魚よりも若干黄色がかった感じですね。福岡は博多では、このしろうおを生きたまま食べる料理として踊り食いが有名ですね!

しらすと白魚、肝心の味や食べ方の違い!

種類や外見の違い等を紹介してきましたが、やはり気になるのはその味の違いですよね?

しらすと白魚で味や食べ方にどんな違いがあるのか、いっしょに見ていきましょう(^^)

しらすの食べ方

生きている生しらすは、とてもみずみずしくて臭みもなく、さっと醤油をかけていただくと最高ですよね!それに生しらすを贅沢にご飯の上にのせる生しらす丼は絶品と言わざるを得ません(^^)

そんなしらすですが、流石に生では保存がきかないということで、みなさんご存知のお湯で茹でた釜揚げしらすしらす干しちりめんじゃこといった加工品がたくさんでまわっています!

余談ですが、釜揚げしらす、しらす干し、ちりめんじゃこの違いは製品の水分量だそうです!釜揚げしらすは水分量が88~75%程度、しらす干しは茹でたしらすを乾燥させるので水分量は72~65%程度、ちりめんじゃこはさらに乾燥が進んで50~30%程度と言われています。

ちなみに私はこの中ではちりめんじゃこが大好きです(^^)炊きたての御飯にさっとふりかけていただくと最高ですね!

しらすはそのまま食べるか、茹でて食べるかといったシンプルな食べ方が好まれている様ですね!

白魚の食べ方

しらすに対して白魚は、成魚ということもあってか、しらすよりほんの少しばかり苦味があります。ですが、この苦味は加熱することによって取り除くことができるので、磯辺揚げや天ぷらなどの料理にして食べると美味しいようです(^^)

もちろん、しらすの様に生で食べたり、お湯で茹でて食べても美味しことは間違いないですよ!(冒頭で話した店で食べた生白魚丼は、最高に美味しかったです!!)

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海外の人の反応は?

しらすや白魚は、日本人ならほとんどの人が食べたことがあると思うし、嫌いだという人も少ないと思います。

では海外の人は、このしらすや白魚についてどう感じているのでしょうか?外国人の本音をちらっとみてみましょう!

日本の嫌いな料理ランキングでトップクラス!?

実はしらすや白魚といった食材は納豆に引けをとらないほど、外国人には考えられない料理のようです!

納豆のように特徴的な臭いや粘り気があるのであればわかりますが、私達からすると「何でそんなに嫌がるの?」と疑問に思ってしまいますよね?

ですので、外国人が嫌悪する理由を調べてみたので、いくつかご紹介しますね^^

1.見た目がグロテスク

海外の方からすると、あの小魚が大量に盛られている様子が非常にグロテスクに感じるようです。目がいっぱいあるので、こっちを見ているようで怖いという意見もありましたね!

私なんかは単純に「美味しそうだなー!」とよだれが出てしまうタイプなのですが、あなたはどうですか?

食は文化の違いが現れやすいので、面白いですよね!

2.味がしない

他に意見としてあったのが、味がしないので好きではないでした。食感があるのに味がしないのに対して違和感がある、といったところでしょうか?

確かに海外の料理は日本の料理に比べて、味がはっきりしている場合が多いので、なんとなく納得です^^;

3.踊り食いはNG

これはしらすや白魚ではなく、しろうお(素魚)の踊り食いのことだと思いますが、小さな生きた魚をそのまま口に入れて食べる行為は、外国人からすると信じられないようです^^;

おいしい、おいしくない以前に、生理的に受け付けない、ということのようですね!

うん、言いたいことはわかりますよ!確かに見た目はきついですよね。

おいしいんですけどね・・・^^;

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美味しいと食べてくれる外国人もいる!

しかし中には、しらすや白魚を日本の美味しい料理として紹介してくれている外国人もいらっしゃいます(^^)

驚いてはいましたが、美味しいと紹介してくれてよかったです^^;

こうやって外国人に日本の良い文化を紹介してもらえるのは、ほんとに嬉しいですね!!

しらすや白魚を食する国も・・・

しらすや白魚に限らず、日本以外の国では魚を生で食べる習慣がほとんどないですよね!じゃあ生じゃなければ、しらすや白魚を食べるのかというと・・・

食べる国もあるんです!

イタリアでは、茹でたしらすをピザのトッピングに使ったりするそうです!美味しそうですね(^^)

それにニュージーランドでは、日本で言う白魚に近い品種の魚を「ホワイトベイト」と呼んで、オムレツやフリッターの材料として使っているみたいです!

2カ国とも海に囲まれているので、日本と同じように、昔から魚を料理に積極的に取り入れてきたのでしょうね!

本場でのしらすのピザ、一度は食べてみたいですね(^o^)


実際に調べてみて、しらすと白魚は全く別の魚だということがよくわかりました。そして今回得た知識を元に、もう一度しらすや白魚を食べてみたいですね!

春はしらすも白魚の旬が重なるので、海の近くの食堂やお寿司屋さんなんかでは、同時期に提供したりしているかもしれませんね。

もしそんな場面に出くわしたら、ぜひあなたも食べ比べをしてみてくださいね!

私も食べ比べできたら、その感想も合わせてまた紹介しますね(^O^)/

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