海外旅行でスーツケースに鍵をかけちゃダメ?TSAロックは危険!?

海外旅行では、もはやスーツケースは必需品になっています。

スーツケースって硬いので、ちょっと疲れた時には椅子になるし、形が崩れやすいやわらかい物や、ガラスのような壊れやすい物も安心して運べるので、重宝しますよね!

私はスーツケースというよりは、バックパックで旅行をするのが好きなのですが(すべての荷物を機内持ち込みにするため)、どうしても荷物が多いときは、便利に使わせてもらっています(^^)

大切な荷物を運ぶわけですから、スーツケースにかける鍵はもちろん大事です。でも鍵をかけたことで、空港の保安員によってスーツケースが壊された、という案件が相当数あります。

「TSAロックにしていなかったからじゃないの?」

と思うかも知れませんが、TSAロックで鍵をかけた場合でも、同様に壊されたという話もあります。更に言うと、TSAロックは逆に危険だという意見もあるくらいです。

一体どういうことなのでしょうか?

この記事では「海外旅行でスーツケースに鍵をかけてはいけなのか?」そして、「TSAロックは何がそんなに危険なのか?」について、わかりやすく解説していきます!

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海外旅行でスーツケースに鍵はかけちゃダメ?

海外旅行で必須とも言っていいスーツケース。飛行機に預けるにしても他人に渡すわけなので、しっかり鍵をかけておきたいですよね。

先に言っておくと、スーツケースを持って海外を移動する時は、鍵をかけた状態で持ち運んでください!日本は本当に平和な国なので、ひったくりなどはほとんど起こりませんが、海外では普通に起きます。むしろ、日本人観光客は狙われやすいくらいです。

スーツケースの話では無いですが、昔、タイの繁華街を友人と歩いていてふと気づいたら、背中に背負っていたリュックのチャックが全開になっていました^^;フルサイズの一眼レフも入っていたので一瞬焦りましたが、運良く何も盗まれなかったからよかったです。もしパスポートや財布が盗まれた日には、旅行どころでは無くなってしまいますよね(T_T)

そんなこともあるので、海外旅行での移動中は鍵をかけるようにしましょう!

問題は空港で荷物を預ける時です。この時にスーツケースの鍵をどうすべきか、解説していきます。

ヨーロッパやアジア旅行は鍵をかけてOK!

ヨーロッパやアジア、アフリカ、南米など、要するに「アメリカ以外」の国への旅行であれば、スーツケースに鍵をかけてもらって問題ありません。

空港の職員にもどんな人がいるかわかりませんし、もしスーツケースの中身が紛失してしまっても、ほとんどは泣き寝入りになってしまいます。

預ける荷物には貴重品は入れないという基本は守りつつ、しっかり鍵をかけてから預けましょう!

アメリカへの旅行は鍵をかけてはダメ!

対してアメリカへの旅行、あるいはアメリカを介した渡航をする旅行の場合は、スーツケースに鍵をかけてはいけません。

アメリカの運輸保安局(TSA)の職員は、空港で預けられた荷物をランダムに選んで中身を確認する権限があります。その時に鍵がかかっている場合は、その鍵やスーツケースを破壊してもよいし、それに対する補償なども一切ありません。

「鍵をかけてもいいけど、壊されても文句言うなよ!」といった感じですね。

いやー知ってはいますが、本当に自己中な国です^^;

でも、ここまで荷物チェックが厳しくなったのは、2001年9月11日に起きた同時多発テロが原因です。あんな事件を二度と起こしたくないという気持ちもわからなくはないですが・・・旅行者にとっては不便ですよね。

ということで普及し始めたのが「TSAロック」です。TSAロックの詳しい話は次の章でお話しますが、知らない人のために簡単に言うと「これならかけてもいいよ!」とアメリカが認める唯一の鍵です。

なので、アメリカへ旅行時にどうしても鍵をかけたいなら、TSAロックをかけるようにしましょう。(と言いつつ、これからTSAロックをディスるのですが^^;)

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TSAロックは実は危険?

アメリカへ旅行に行くためには、切っても切れないのがTSAロックです。このTSAロック、現在では逆に危険なのではないか?という事が言われるようになってきています。

この件について詳しくお話する前に、知らない方のために、TSAロックとは何かについて、先に簡単に説明しますね^^

TSAロックとは?

TSAロックは米国運輸保安局が認定している、アメリカへ渡航する際に施錠が許されている鍵のことです。今現在発売されているスーツケースのほとんどに、このTSAロックが標準搭載されています。TSAロックが着いていない昔のスーツケースだったとしても、こういった形でTSAロックが売っていますので、後から取り付けることが可能です。

TSAロックには鍵穴が1つあって、運輸保安局の職員が持っているマスターキーで自由に解錠することができる仕様になっています。アメリカの運輸保安局の職員のみが、検査の目的で開ける鍵ということですね(^^)

実は私も以前、検査されたことがあります^^;

家に帰って荷物を開けてみると、何やら紙が1枚入っていました。運輸保安局の検査が入った場合は「調査しましたよ〜」という証明の紙が荷物に入れられるんですね(^^)

私の場合、5回中2回の割合で紙が入っていたので、実は結構な確率で調査されるのではないでしょうか。

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TSAロックをしていたのに、鍵を壊された!

「検査のためだけに解錠できる鍵なら、鍵をつけないよりはマシじゃない?」

「別に危険ではないでしょ?」

と思うかも知れませんが、これからTSAロックの裏の部分について紹介していきます。

TSAロックをしていたにもかかわらず、鍵が壊され、中身が調査されていたという事が起こっています。壊されないために準備した鍵なのに、どういう事なの?と思いますよね^^;

TSAのマスターキーには、TSA001からTSA011の11種類のキーがあると言われています。TSAロックは、このいずれかのマスターキーで解錠することができるのですが、なんと運輸保安局の職員が対応するマスターキーを持っていなかったために、検査のために破壊されたようなのです!

いやいや、それじゃTSAロックの意味ないじゃん!日本人の感覚からすると、とんでもない話ですが、国が違うと感覚も違うものですね〜!

もちろん、一部の職員による行為なので、頻繁に起こることは無いと思いますが、こんなことがあっても文句も言えない状況だということを理解しておきましょう!

マスターキーの情報が流出?

この事件はかなりショッキングな話ですが、れっきとした事実です。

2015年9月に11種類あるTSAのマスターキーのうちの7種類の画像データがインターネットに流出してしまいました。そして、その画像を元に誰かが、マスターキーの3Dデータをつくり、インターネットに公開したのです。

これにより、3Dプリンターを持っている人なら、簡単にTSAロックのマスターキーの複製を作ることができてしまいます(*_*)

自分のTSAロックが何番のマスターキーで開くのかなんてわからないので、7/11の確率で、不特定多数の人に解錠されてしまうかもしれないという状況です。

これは結構ヤバイですよね?もはやTSAロックは無意味どころか、この事実を知らない人がTSAロックをかけて安心しているスキを狙われる、なんて事も起こりえますよね^^;

私達旅行者には本当にいい迷惑ですが、文句を言ってもしょうがないので、この問題に対してどのように対処すればよいのか、その方法をご紹介します!

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私達旅行者がとれる対策は?

可能な限り、機内に持ち込む

一番確実な方法は、荷物を飛行機に預けず、全て機内持ち込みにしてしまうことです。私はもともと荷物を預けるのが好きではないので、可能な限り持ち込むようにしています。

機内持ち込みのサイズや重さ、持ち込めない荷物の種類に関しては、こちらの記事を見てみてください(^^)

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もちろん荷物が多い場合は難しいですが、荷造りの段階で検討してみてはいかがでしょうか?

TSAロック以外の鍵を使う

TSAロックのマスターキーが流出してしまっているということは、TSAロックをかけてほとんど効果が無いということです。であれば、下記のようなTSAに対応していない南京錠やダイヤルロックなどで鍵をかけたほうが安全です。

もちろん、アメリカへ旅行に行く時には、鍵は外さなければなりませんが、それ以外のシチュエーションでマスターキーが流出していない鍵でロックできるので、安心感は違うと思います(^^)

スーツケース用のベルトを巻く

スーツケースを閉めた後に外側に巻く、スーツケースベルトというものがあります。こんなやつですね!

スーツケースの中身を盗む立場から見ると、このベルトがあるスーツケースとないスーツケースでは、ないスーツケースを選びたがると思います。泥棒はバレないように、可能な限り速く盗みたいと思うので、ひと手間増えるベルト付きのスーツケースは厄介なはず!

鍵ほどの安心感はありませんが、気休めにはなるでしょう^^

貴重品は入れない

どんなにベルトを巻こうか、鍵を厳重にかけようが、100%安全ということはありません。家の玄関の鍵ならまだしも、スーツケースの鍵は、正直なところ、プロなら簡単に解錠できてしまうようです。

なので、スーツケースには貴重品を入れない!を徹底することが、結果的には一番の対策になります。その上で、鍵をかけたり、ベルト巻いたりといった対策をうつようにしましょう(^^)


スーツケースの施錠とTSAロックの危険性について、理解は深まりましたか?

今回お話したスーツケースの鍵のかけ方についてまとめると、こんな感じですね!

★旅行先がアメリカ以外の場合

  • TSAロック以外の鍵を常にかけておく

☆旅行先がアメリカ(アメリカを経由)の場合

  • 空港で荷物を預ける時に鍵はかけない
  • 上記以外はTSA以外の鍵をかけておく

※スーツケースに貴重品は入れない!!!

これでスーツケースの鍵が開けられ、盗難にあう危険性を少なからず下げる事ができると思います!

ただし、海外旅行にはスーツケース自体の盗難や破損、ロストバゲージなどの危険性は常につきまとうので、常に目を離さないように注意しておきましょうね(^^)

それでは、海外旅行を思う存分楽しんで来てください(^O^)/

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