飛行機は普段から乗り慣れていないと、乗って出発するまでがどうしても手こずってしまいますよね?
私はなぜか、よく入国審査の持ち物検査で引っかかるんです(笑)その原因はいつも同じで、ズボンのベルトが反応してしまっているという、単純な理由なのですが、次に飛行機に乗る時にはこのことを忘れてしまうんですね^^;
こんなアホは私しかいないにせよ、荷物検査の時ってなんとなく緊張しますよね。あの緊張感って、
「持ち込み禁止の荷物を入れていないかな?」
「もし持ち込み禁止になったら、どうなるんだろう?」
といった不安からきている部分が大きいと私は思います!特に家族や友人と旅行に行く時なんかは、無駄な不安要素はできるだけ取り除いて、思う存分楽しみたいですよね(^^)
ということで無駄に緊張しないように、飛行機への持ち込みが禁止されている荷物が整理されているページがあると便利だな〜と思い、せっかくなので作る事にしました(^^)
よければ、ぜひ参考にしてみてくださいね!
それと、これから機内への持ち込みが禁止の荷物を紹介していきますが、本記事の目的としては「一般人が旅行するとき」にに気をつける持ち込み禁止の荷物を中心にご紹介します。
というのも、航空会社のHPなどでは禁止な商品がずらりと並んでいますが、「正直、こんなの持って行かなくね?」というのが結構多くて、わかりにくいんですよね^^;
それよりも、旅行者に実際に起こった事例を踏まえながら、関係のありそうな荷物をピックアップすることにしました。詳しい情報を知りたい場合は、各航空会社のHPを見てくださいね^^
飛行機内への持ち込みが禁止されている荷物はこいつらだ!
これから紹介する荷物は、飛行機に持ち込みが禁止されている商品なのですが、まずは「機内持ち込み」と「受託」の両方が禁止されている荷物です!
※受託とは受付の時に荷物をカウンターに預ける、あれです。
要は、飛行機には絶対持ち込んでは行けない類の荷物になります!では、さっそく見てみましょう(^^)
スプレー缶、ガスカートリッジ
これらは高圧ガス系の荷物に分類され、飛行機には危険なので乗せられない荷物です。
旅行者で注意が必要なのはヘアスプレーです!
手荷物検査でよく没収されるアイテムなので、要注意ですよ。
油、接着剤やペンキ(有機溶剤)、炭、花火
飛行機に持ち込めない荷物の典型が、引火性、可燃性、火薬といった燃えるもの、燃えやすいものです!飛行機が飛んでいる時に、何かしらの弾みで引火して爆発したらシャレになりませんから(笑)
ただし、マッチやライターは1人1つまでなら持ち込める場合もあります。詳しくは後で紹介しますが、トラブルが嫌なら持ち込まないのが無難ですね。
殺虫剤
飛行機には毒物も持ち込みができない事になっています。こう聞くと当たり前ですが、実は殺虫剤も、この毒物と認められてしまう場合があります^^;
スプレータイプのものは論外ですが、それ以外のものでも基本ダメです。虫が気になる場所に行く時は、現地調達するようにしましょう!
持ち込み禁止の荷物を持っているとどうなる?
手荷物検査で持ち込み禁止の荷物を持っていることが発覚すると、その荷物は没収になってしまいます。逆にその場で捨ててしまえば、問題なく飛行機に乗ることができるので、その点は心配いりません(^^)
ただし、違法性があるものや悪質だと判断された場合は警察沙汰になる事もあります。日本国内であれば言葉が通じるので、まだ何とかなりますが、海外ではパニック必須です!
持ち込みが怪しいと思う荷物は持ち込まない方が、いらないトラブルを回避できるのでおすすめです。ちなみに私は、特に海外旅行に関してはこれを徹底しています!
飛行機内への持ち込みが制限されている荷物
次に紹介するのは、条件付きで飛行機に持ち込みが許されている荷物です!
このジャンルは、日用品として普段から頻繁に使う物が多いので、先程の章の「持ち込み禁止の荷物」よりも厄介かもしれません^^;
とは言え、飛行機に乗るためには必要な事ですので、飛行機に乗る前には必ず確認するようにしましょうね!
液体
液体の持ち込みはとても厳しく制限されています。特に9.11同時多発テロ以降は、厳重に確認されるようになりましたね。
液体の飛行機内への持ち込みは、以下の条件がクリアした時のみOKです!
- 100ml以下の透明な容器に入れる
- 縦20cm、横20cm以下の透明な入れ物(1人1つまで)にまとめる
- 合計で1L以内
飛行機で行く旅行に持っていく液体といえば、シャンプーやコンディショナー、化粧水やクリームなどだと思います。100mlは一見少なそうに見えますが、数日の旅行ならばあれば十分です(^^)
液体の機内持ち込みに対応した容器と入れ物がセットになって売っているので、もし手持ちがなければ購入するのも良いかもです!
この液体の持ち込みで特に注意しなければいけないのは、液体が少しでも入っているものや、ゲル、ゾルのような半液体のようなものも、液体としてカウントされてしまいます!
旅行で持っていきそうな例としては、こんなところでしょうか。
- 味噌
- ゼリー
- ヨーグルト
- 漬物
- 歯磨きチューブ
液体か?と言われると微妙ですが、この様なものも含まれる事は覚えておきましょう!
歯磨きチューブはほとんど100ml以下だと思うので、上で説明した透明な入れ物に入れれば大丈夫です。その他のものは小分けにするるのも大変なので、持ち込まない方が良いかも知れませんね^^;
また、医薬品やベビーミルクといった赤ちゃん用品は、この液体の制限の対象外になります。制限されたら命に関わりますからね!検査員に説明を求められる場合もありますが、ちゃんと事情を説明すれば大丈夫です(^^)
リチウムイオン電池
今やほぼすべての携帯機器に搭載されているリチウムイオン電池ですが、これも持ち込み制限の対象になっています。
リチウムイオン電池は飛行機の離着陸時の大きな振動で発火する危険性があるということで、受け付きの時に預けることはできません。必ず飛行機内へ持ち込まないといけないので注意ですよ!
いくら危険とはいえ、あまりにも世の中に普及している電池ですので、さすがに禁止にはできません^^;
ということで、現状では以下の条件で持ち込みが許されています。
■リチウム電池が機器本体に内蔵されている場合
- 電源を完全にオフにする
■リチウム電池単体の場合
- 300Wh以下の容量の電池1個まで、または
- 160Wh以下の容量の電池2個まで
本体内蔵のリチウム電池(例えばパソコン、スマホなど)は電源を切れば基本OKですので、特に心配する必要はありません。ただし、リチウム電池単体で飛行機に持ち込む場合は最大で2個までになるので注意ですよ!
旅行でリチウムイオン電池を飛行機に持ち込む場合は、カメラやスマホの予備バッテリーだと思うので、2個あれば十分ですよね!
容量に関しても、160Whなんて膨大な容量の電池を旅行で使うことは無いと思うので、気にしなくて大丈夫です。気になる場合は、電池の裏に「○Wh」と書いてありますので、確認してみてください!(私のスマホ用予備バッテリーはiPhoneを5、6回充電できるだけの容量があり、形も結構ゴツいんですが、48.1Whでした^^;)
ライター
タバコを吸う人には必需品のライターも、飛行機内への持ち込みは制限されています!前の章でも言いましたが、燃えるものや燃やせるものは、機内持ち込みも事前に預ける受託もダメです。
ただし、ライターもリチウムイオン電池と同様に、無いと困る人がたくさんいるため、特例的にOKが出ている状態です。その条件とは、
となっています。液化ライターというのは、いわゆる使い捨てライターで、オイルライターはZippoみたいなやつです。ちなみに、オイルライターの詰替え用のオイルやガスは持ち込みできません!
また、このライターに限っては、持ち込みを禁止している国が結構あります。例えば、
- 中国
- インド
- フィリピン
- ベトナム
- ミャンマー
などの国から離陸する飛行機は、ライター類の持ち込みは禁止されています。
持ち込みがNGになると、その場で捨てるしか方法が無くなってしまいます(T_T)なので、海外旅行の時は、捨てても痛手にならない100円ライターを持ち込むか、現地調達すのがオススメです!
機内持ち込みは禁止だけど、預けるのはOKな荷物
今度は飛行機の中への持ち込みはダメだけれども、事前に預けることで運べる荷物たちです。これらを持って旅行に行きたい時は、受付の時に預けておかないと、最悪廃棄しなければならなくなるので、気をつけましょうね(^^)
刃物類
刃物は武器になりうるので、機内への持ち込みは禁止です。ハイジャックや飛行機内でのその他犯罪を未然に防ぐためなので、妥当なルールだと思いますね!
飛行機内で刃物を使うタイミングって、無いですもんね^^;
ただし注意が必要なのは、ハサミやカッターも刃物扱いとなることです。
私は昔、持ち物検査で止められて、何かと思ったら、筆記用具の中にハサミが入っていた、という事がありました。もちろん持ち込めないので、泣く泣く廃棄する羽目になりまってしまいましたね(T_T)お気をつけを!
細長いもの
機内持ち込みできるサイズ以上の大きさの荷物は、当たり前ですが、持ち込みはできません。
機内持ち込みできるサイズについては、こちらの記事で詳しく解説しているので、確認してみてください(^^)
基本的に長さ60cm以下の細長いもの(例えば傘や釣り竿)は持ち込めることになっています。しかし、持ち物検査時に持ち込めないと言われた方もいますので、必要なければ事前に預けてしまいましょう!
それに刃物の時と同じく武器になりうる、ゴルフクラブや木刀、バットなどの飛行機への持ち込みはできません。特にスポーツ用品の持ち込みは厳しく監視されているので、旅行先でスポーツを楽しみたいと思って道具を持参する場合は、必ず事前に預けておきましょう!
大量の液体
前の章で液体の機内持ち込みの制限について紹介しましたが、それを超える量の液体を運びたい場合は、事前に預けておく必要があります!
お腹を壊さないために日本から持ち込むミネラルウォーターや、旅先で買ったお酒などは、ここに当てはまりますね^^
ただし、液体を大量に積めばその分重くなりますので、預ける荷物の重量制限を超えないように注意が必要です。機内に持ち込める重量や預けられる荷物の重量に関しても、こちらの記事で紹介しているので、よければご覧ください(^^)
ここまで読み進めてくれて、ありがとうございます(^^)
これで、飛行機に乗るときに何が持ち込みできて、何が禁止なのかの理解が、かなり深まったのではないか思います!
観光旅行の場合、今回紹介した部分を注意して持ち物を準備すれば、持ち物検査で引っかかることはほぼないでしょう!しかし、中にはローカルなルールを適用している航空会社もあるので、利用する航空会社が決まったら、出発前に軽く確認しておく事をオススメします。(代表的な航空会社の持ち物規制に関するHPのリンクを最後に紹介しておきますね)
それでは、荷物の悩みは捨て去って、楽しい旅行を満喫して来てくださいね(^o^)
■各航空会社の持ち物規制に関するHPのリンク
- JAL:https://www.jal.co.jp/dom/baggage/limit/
- ANA:https://www.ana.co.jp/ja/jp/international/prepare/baggage/limit/
- ジェットスター:https://www.jetstar.com/jp/ja/help/articles/carry-on-baggage#bag_r
- エアーアジア:https://www.airasia.com/jp/ja/baggage-info/cabin-baggage.page
- バニラエア:https://www.vanilla-air.com/jp/service/dangerous-goods
- ピーチ:https://www.flypeach.com/pc/jp/lm/ai/airports/baggage/carry_on_bag
- 春秋航空:https://jp.ch.com/luggage-portable
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