運動会の熱中症対策はどうすれば?春や秋でも予防は必須だよ!

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小学校の盛り上がる一大行事といえば、やっぱり運動会ですよね。

私も小学校のときの運動会は応援団をやったり、放送で実況をしたりと、めちゃめちゃ楽しかったのを思えています(^^)

徒競走や借り物競争、リレーや騎馬戦など競技も目白押しで目が離せない!

子供心としては親にかっこいい姿を見せたいですし、親心としても、子供が一生懸命競技に取り組んでいる姿は、成長を感じる場面ですので感動的ですよね。

ただ、私も小さい頃のことなのであまりはっきりとは覚えていませんが、運動会の途中で具合が悪くなって保健室で休んだり、家に帰ってしまった生徒もいました。

いわゆる「熱中症」ですね。

私自信は熱中症になったことは無いのですが、友人が熱中症らしき症状で倒れてしまったことがあり、かわいそうだなぁと思った事を今でも覚えています、、、

運動会は夏行う学校は少ないですが、それでも毎年熱中症で病院に運ばれる生徒は後を経ちません。

暑さに負けず、親子揃って運動会を100%楽しめるよう、運動会の熱中症の対策をいっしょにみていきましょう。

熱中症の対策はどうすればいい?

運動会は長時間外で身体を動かすので、気候やお子さんの当日のコンディションによっては、熱中症になりやすい状態になっている場合があります。

しっかり対策をして運動会にのぞむために、何をしなければならないのかをご紹介します!

前日の適度な睡眠

明日の運動会が楽しすぎて眠れないというお子さんもいるかもしれませんが、しっかり寝ないと熱中症になりやすい、って知っていましたか?

睡眠不足だと発汗や代謝の機能が低下してしまうため、体の熱を上手に外に逃がせなくなってしまいます。

なので、前日お子さんがどれだけ暴れていても、早めにしっかり寝かせてくださいね!

(逆に暴れさせたほうが、早く寝るかも^^;)

朝食をしっかりとる

あなたのお子さんは朝食をしっかりとっていますか?

特に暑い運動会の日は、動いたあとの身体を代謝によりしっかり冷やす事がまず大事になります。

そのためにも、しっかり栄養(特に塩分)はしっかり取っておかないと、代謝がうまく働かずに熱中症に、、、といったことにもなりかねません!

普段朝食を食べていなくても、運動会の日はしっかり食べてから登校させましょうね!

こまめに冷えた飲料水を飲む

これはよく熱中症の対策としてしられている方法なので、あなたもご存知かもしれませんが、ポイントは「こまめに」というところです。

どのくらいこまめに飲む必要があるかというと、10~15分毎に飲むくらいでちょうどいいです。

その代わり、一度にたくさん飲むのではなく、少しずつで大丈夫です^^

水をしっかり取ることで、「体温を下げる」「発汗作用を促す」「血圧を上げる」といった、熱中症にならないための効果が盛りだくさん!最も効果がある方法です。

おまけに、運動会中はよく動くので汗も大量にでます。そうすると、多く塩分も体外に出てしまうので、純粋な水に少し塩(0.2%程度)を加えるか、市販の清涼飲料水などを飲むのがベストですね。

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首を冷やす

首には大量の血管が通っているので、ここを冷やすとほてった身体を急激に冷やすことができます。

水で濡らしたタオルを巻くのも良いですが、こういった首を冷やす専用のアイテムもあるので、気になったらぜひ使ってみて下さい。

(ちなみに私も登山の時に使っていますが、ひんやりして、なかなか良いですよ!)

 

その他に運動会に持っていくと便利なアイテム等はこちらで紹介しているので、よかったら覗いてみてくださいね!

運動会の持ち物はこれで完璧!小学校に持っていきたい必須アイテム!

 

さて、これまで紹介した対策をまとめてみると、

  1. 前日はしっかり睡眠をとる
  2. 当日は朝食をとる
  3. こまめに水分(塩分)をとる
  4. 首を冷やす

こんな感じですね!

当日の体調にもよりますが、この対策をきっちり行っていれば、熱中症になる確率は低くなることは間違いありません!

それほど難しい事はないので、お子さんが1日元気に動けるよう、運動会の日はこれらのことをしっかり気をつけてあげてくださいね(^^)

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春や秋でも熱中症になるの?

運動会が開催される季節は、ほとんどが春か秋、月で言うと6月や9月ですよね?

これは7月や8月に運動会を行うと、暑いので熱中症などで体調不良になる生徒が多くなってしまうので、夏よりは涼しい6月や9月の時期に実施しているのわけです。

じゃあ、春や秋は熱中症がまったく無いのかというと、あなたもご存知の通り、そんなことはありません。

アメリカで考案された熱中症指数(WBGT)なるものによると、熱中症は温度と湿度が高い場合に熱中症になりやすいみたいです。

なので、6月の梅雨や9月の残暑で秋雨の日などは熱中症になる危険性が増すわけです。

消防庁の発表では、熱中症の患者の数は7月、8月についで6月が多いというデータもあるようですし、春や秋だから熱中症にならないということはありません!

特に暑い日は前の章で紹介した対策をしっかりとって、お子さんが熱中症にならないよう気をつけましょうね。

子供は熱中症になりやすい?

さて、ここでクイズです!!

「大人と子供、どっちが熱中症になりやすいでしょうか?」

その答えは、、、、実は、大人より子供の方が熱中症になりやすいのです。

子供は発汗の能力がまだ未発達なので、汗だけで身体を十分に冷やすことが苦手です^^;

なので、身体を冷やす必要がある時は、体表面の血管を膨張させて熱を放出しようとします。

ですが、外の気温が高いと熱を放出しにくくなるので、結果的に大人より熱が体にこもって熱中症になってしまうのです。

子供は大人よりも熱中症になりやすいというのは、仕方のないことなので、特に子供にはこの記事の対策をしっかりとってあげて、事前に熱中症を防ぐことが非常に大切です!

それにこの話は、発汗の能力が低下するお年寄りにも同じことが言えるので、孫の運動会を見に来るおじいちゃん、おばあちゃんにはしっかり気を配ってあげてくださいね(^^)

 


 

熱中症は誰がなってもおかしくない病気です。

「自分だけは大丈夫!」

とは考えず、この記事の熱中症予防の対策をしっかりとって、みんなで楽しい運動会にしてくださいね(^^)

もう一度、おさらい。

  1. 前日はしっかり睡眠をとる
  2. 当日は朝食をとる
  3. こまめに水分(塩分)をとる
  4. 首を冷やす

忘れちゃだめですよ!!

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